ミツバチと共に90年――

信州須坂 鈴木養蜂場

はちみつ家

Suzuki Bee Keeping

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〒382-0082 長野県須坂市大字須坂222-3

はちぶんのブログ ※鈴木養蜂場で言う『蜂蜜』とはいわゆる『本物の蜂蜜』です。

日本ミツバチ床下に営巣 2012/04/21(土)

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社務所の床下に日本ミツバチの巣が営巣。巣を除去との依頼。
床板を外したら直径50cm位の巣。3~4年前からあったらしい。

蜂と蜂児を巣箱に移し蜜や巣はそれぞれ分けての作業。
日本ミツバチの蜜ロウは以外と人気がある。

 

漆を発見したのは蜂だった……? 2012/04/20(金)

漆(うるし)といえば漆器や家具の塗料として、あるいは木材等の接着剤として使用される天然樹脂ですが、この漆の力を最初に発見したのは人間ではなく蜂だったといわれています。

実は漆が硬く固まる力を、蜂は巣作りに利用しているのです。

どのように利用しているかというと、巣の付け根の部分。
なるほどスズメバチなどのあの大きな巣が、家の軒下や木などにくっついて落ちないのはとても不思議です。

巣をよく見てみると、巣の付け根に黒い固まりがあります。
実はそれが漆なのです!

今は昔、それを不思議に思った人間が、巣作りをする蜂を追いかけてみますと、蜂は漆の木にたどりつき、その樹液をとっているのをみつけました。
そして巣に帰り、巣と木の接地面にとってきた樹液をつけている蜂を発見したといいます。

以来、狩猟に使う矢じりの接着剤として使い始めたのが人間と漆との最初の出会いとなりました。

とはいっても石器時代の話です。
矢じりは石器で、それを矢の柄に固定するには、細い竹などを割って石器を挟み、その部分を藤蔓などの細いひもでしばって、その上から漆を塗って固めていました。

やがて時を経、その光沢の美しさを知って器や家具などの塗料としても使うようになったとか……。

一説ではありますが、蜂は人間と漆の愛のキューピッドだったんですネ!(笑)

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いちご沢山 2012/04/19(木)

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当場のミツバチで受粉交配したイチゴを千葉のいちご農家さんから頂きました。
昨年の年末からイチゴハウスにミツバチを2群入れ受粉交配のお手伝いをしていました。
大粒で甘味があってとても美味しい。地元ではとても味わえないイチゴだ。

今千葉市は、梨の花が満開でそちらに受粉交配のお手伝いしています。
須坂はこれから桜が咲き初め梨、林檎はまだまだこれからです。

 

M44プレセペ星団!別名『ビー・ハイブ(蜂の巣)』 2012/04/19(木)

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皆さんはかに座をご存じですか?占星術ではありません。(笑)
ブログのタイトルが「M44プレセペ星団」―――。
なんかウルトラマンが出てきそうですが、今日は天体のお話です。

今の時季ですと日が暮れて間もないころ、頭上のやや南寄り、ふたご座としし座の中間あたりにある4つの暗い星があります。
その星をつなげるといびつな四角形ができ、その中にぼんやりと光る雲のようなものが見えます。

もっとも夜も明るい都会の方では肉眼で見つけることは難しいようですが、このボーッとした雲を囲む四角形がかに座の蟹の甲羅の部分なのだそうです。
そこから南北に蟹の脚が伸びているのですが、あまり明るい星ではないので天文好きでなければ見つけるのも難しいかもしれませんネ。

なぜかに座の話題を出すかといえば、この蟹の甲羅部分にあるボーッとしたものこそM44プレセペ星団で、別名をビー・ハイブ(蜂の巣)と呼ばれているからです!

なぜビー・ハイブと呼ばれるかといえば、天体望遠鏡で見るとボーッとしたものはまばらな星々で、それがまるで蜂が群れ飛ぶ様に似ているからなのだそうです。

この星団までの距離600光年、気が遠くなる距離ですが銀河星団の中では最も近くて大きくて明るい星団なのだそうです。

ギリシア神話では、勇者ヘラクレスが、毒を吐いて人々を困らせていた9つの頭を持つウミヘビ(ヒドラ)を退治する時、ヘラクレスを憎む女神ヘラが加勢に送った巨大なカニが登場し、ヘラクレスに踏み殺されて哀れに思った女神が、ヒドラと共に天に上げたのだといいます。
かに座とうみへび座が天体に一緒にいるのはそのためだとか……。

星座ってロマンチックですね~!

画像の出典:アストロアーツ

 

プロポリスはフラボノイドの宝庫! 2012/04/18(水)

昨日はポリフェノールのお話をしましたが、プロポリスに含まれるポリフェノールの代表選手が「フラボノイド」です!
最近ではガムなどにも配合されるようになり、きっと誰もが聞き覚えがあるのではないでしょうか?

プロポリスの成分は多岐にわたっており、現段階では約300種近くが発見されています。
その中で注目すべきなのはフラボノイドで、フラボノイドだけで40種以上が含まれているということです!

それ以外でもアデノシン三燐酸(ATP)や、各種有機酸、酵素類、ビタミンCを除く各種ビタミン、各種ミネラル類も豊富に含まれていますから、プロポリスはまさに栄養の宝庫ともいえますネ!

特にフラボノイドは、フラボンを基本構造にもつ黄色色素の総称を言い、各種の植物の花、葉、根、茎、果実などに含まれており、その中にはイソフラボン類・カテキン類・ビタミンPの一種ケルセチン・酵素・アミノ酸・炭水化物・ビタミン・ミネラルなどの300種近くもの有効成分が含まれているのです!

フラボノイドはオレンジやレモンなどの柑橘類などにも含まれていますが、プロポリスに含まれる量は非常に多く種類も豊富なのです。

このフラボノイドは強い抗酸化作用を持っているので、少量でも発ガン性物質の活性を抑制(細胞の突然変異を防ぐ作用)したり、抗菌作用や抗ウィルス作用などを持っています。
また、老化を防いだり、動脈硬化を予防したり、心筋梗塞の予防にも効果的と言われています。

しかし残念なことにプロポリスにはビタミンCがありません。
ですのでプロポリスを摂取するときは、ビタミンCとの併用をお薦めしています。

 

ポリフェノールって? 2012/04/17(火)

フランスのセルジュ・レヌー博士は、赤ワインに含まれるポリフェノールを研究し、結果、ポリフェノールには動脈硬化や脳梗塞を防ぐ抗酸化作用があることをつきとめました。

以来、ポリフェノールは一躍世界の注目を集めることとなり、現在、健康と美容の分野で幅広い研究が進められています。

ポリフェノールとは植物に含まれる色素や苦味、渋みなどに含まれている成分で、研究のもとになった赤ワインこそその代名詞のようにも見えますが、実はプロポリスに含まれるポリフェノールは、赤ワインの含有量よりはるかにも多いんですヨ!

ポリフェノールは主に動脈硬化を予防し、血液をサラサラにする効果があります。
また、体内の活性酸素を除去する優れた抗酸化作用があり、さらにはガン細胞の増殖を抑制する働きを持っていることが分ってきていするのです!
しかも副作用がなく、非常に安全性の高い栄養素でもあるんです。

ちょっと前、その成人病予防効果やアンチエイジング効果で様々なサプリメントなどにも配合されるようになり、テレビのコマーシャルなどでも競うように宣伝していましたネ。

そのポリフェノールを効果的かつ有効的に摂取できるのが実はプロポリスなんです!

でも妊娠中の女性は注意が必要です。
過剰摂取はホルモンバランスを崩す危険がありますから気をつけてくださいネ!

ちょっと高い商品ですが、皆さんもプロポリス生活をはじめてみませんか?

 

日本昔ばなし『はちとあり』 2012/04/16(月)

蜂が出てくる日本の昔話ってけっこうありますが、今日ご紹介するのは秋田県の「はちとあり」というお話です。

ハチどんとアリどんが海に出かけ、ハチどんがニシンを、アリどんが立派なタイをそれぞれ手に入れます。
タイを羨ましく思ったハチどんは、ニシンと交換するようアリどんにお願いしますが、アリどんは承諾しません。

そこで地元の奉行所で裁判を起こしますが、大岡越前もどきの迷?奉行が出てきて判決をくだします。
「アリどん、君は“九九”を知っとるかい?」
「もちろん知っとります」
「では、“二四”はいくつじゃ?」
「“二四が八(ニシンがハチ)”です」
「蜂どん、君は感謝するとき何と言う?」
「そりゃもちろん“有難たい(アリがタイ)”と申します」
と、まあ、めでたし、めでたし……???←かなり強引な判決!(笑)

ともあれこんな掛詞(かけことば)を使った(ダジャレと言った方がいいですね!)、欲張りや意地悪は良くないと教えたお話です。

でも最初にこの話を知ったとき、“九九”ってそんな昔からあったのかなあ?と疑問に思いました。
で、調べてみますと、なんと日本では平安時代に書かれた「口遊(くちずさみ)」という貴族の教科書にあるというのです!

また、戯訓(ふざけよみ)という言葉遊びで、昔から数字を九九で表現していたと言うのです。
これでナットク!

ネットで、子どものころ見ていた「まんが日本昔ばなし」の「はちとあり」を見つけましたのでお時間のある方はご覧ください!(笑)


0647 はちとあり 投稿者 nihonnotakara1983

 

千葉蜂場の桜 2012/04/13(金)

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千葉蜂場の桜が雪の様に舞っている。
上から下へ花びらが舞って、右へ左へと蜂も元気に飛んでいる。
今年は良く卵を生んでいる。が兵隊が少ない感じ。
果樹の花と同じく遅れ気味だ。

 

ミツバチの毒って体にイイってほんと!? 2012/04/13(金)

ミツバチに刺されたらたいへん!急いでお医者さんに行かなきゃ!
って普通は思います。

ところがその毒が、返って体にいいという蜂針療法というのがあるのをご存じですか?

その歴史は古く、古代エジプト人やバビロニア人もやっていたと言われ、古代ギリシャの医学の父と称されるヒポクラテスも“神秘の薬”と称したほどで、中世のヨーロッパでもリューマチの治療に使っていたと言います。

近年では、イギリスやドイツやアメリカでも蜂毒の研究が盛んに行われ、医療法の一つとしても注目されているのです。

ミツバチは約0.1mgほどの蜂毒を持っていますが、その成分はおよそ50種類くらいあり、その多くは人間の体内にもあるものなのだそうです。

その施術法は、ミツバチの毒針を腹部からピンセットで取り出し皮膚に刺し、その深さや時間で毒の量を調節するというもので、さまざまな病気に効果をあげているというのです。
それは例えば血行を良くしたり、炎症を抑えたえり、痛みを和らげたり、細菌やウイルスを死滅させたり、神経・免疫系の機能を活発化させたりとさまざまです。

蜂毒の成分は必ずしも体に良いものばかりではありませんが、互いに相乗しあい効果を発揮すると考えられていますが、“毒をもって毒を制す”とはまさにこのことでしょうか?(笑)

ある発表によれば、養蜂家のガン発生率が著しく少ないのは、ハチミツやローヤルゼリーをたくさん摂取しているからではなく、ミツバチに頻繁に刺されているからと結論づけている研究もあるほどなのです。(←ホントかな!?)

最近注目されているのは、韓国で行われている皮膚やリューマチ性関節炎などの抗炎症剤としての活用で、日本においてはいわゆるツボに蜂毒を刺し、鍼灸として使用されることもありますが、最近では美容分野での活用が盛んで、ニキビや肌あれの改善などに使われるようになってきています。

ご興味のある方は、挑戦してみてはいかがですか?
でも稀にアレルギーが出ることもあるそうなので注意してくださいネ!

 

ハチミツって酸性食品?アルカリ性食品? 2012/04/12(木)

一般的に体をアルカリ性に保つことが健康法の一つだと言われていますが、だからといってアルカリ性食品ばかりを意識的に摂取する必要もないそうです。

本来私たちの体は弱アルカリ性で保たれており、体はたえず弱アルカリ性になるよう働いているため、飽食の現代にあってはさほど気をつかうこともないんですね。

おおまかに分類すると、酸性食品には豚、牛、鶏等の肉類や魚類、卵や砂糖、穀類があり、アルカリ性食品にはホウレン草、ゴボウ、サツマイモ、ニンジン、里芋等の野菜類や果物類、あるいはヒジキやワカメ、昆布等の海藻類、そしてキノコや大豆などが挙げられます。

一番よくないのは好きなものばかり食べるといった偏った食生活で、バランスのとれた食生活を送るということが大事ということ。
とはいえ、アルカリ性食品にはビタミンやミネラルが豊富に含まれているため体に良いことは確かです。

ではハチミツは酸性食品なのでしょうか?それともアルカリ性食品なのでしょうか?

ちなみにハチミツ自体はPH3.2~4.9といいますから酸性ということになりますネ。
ところがハチミツは体内に入ると、アルカリ性に変わるという性質を持っているのです!

どういうことかといいますと、ハチミツにはカルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウムなどのアルカリ性を示すミネラルが豊富で、加えて、リンゴ酸、クエン酸、蟻酸、コハク酸、グルコン酸などの含有有機酸は、体液をアルカリ性に変える性質を持っているからなのです。

酢などはその代表的な食品で、それ自体は強い酸性ですが、体内に入って消化されると、最終的にアルカリ性のカリウムやマグネシウムなどのミネラルになるのだそうです。

結論からいえばハチミツはアルカリ性食品ということができますネ!

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フルクトース(果糖)とグルコース(ブドウ糖) 2012/04/11(水)

果糖のことをフルクトースといい、ブドウ糖のことをグルコースといいますが、これらの糖は単糖ですので、非常に水に溶けやすく、消化の必要なしに手早くエネルギーを得ることができるため、スポーツの最中に摂取したり、二日酔いにも有効であることは、以前にも紹介してきたと思います。

さらにフルクトース(果糖)とグルコース(ブドウ糖)を比較すると、フルクトースの方が吸収速度が半分も速いのだそうです。

通常はちみつは結晶化して白く沈殿してしまうことがありますが、それはグルコース(ブドウ糖)の性質によるものです。

ところが同等のグルコースが含まれていたとしても、フルクトースとの比率によって結晶しやすかったり、しにくかったりするのです。

フルクトースの含有量が多いほど結晶化しにくいと言われています。
花の種類によって結晶しやすかったり、しにくかったりしますが、それはこのためでもありますネ。

特にアカシア密は結晶しにくく、当場で扱っているものの中ではクローバー蜜が結晶しやすいですネ。

一般的に、結晶しやすいハチミツは純粋であるといわれますが、それはその通りなのですが、花の種類によっても結晶しやすいものとしにくいものがあるということを知識に加えておくと、ハチミツの選定にも役立つかもしれませんネ。

結晶するたびに湯煎でもどすのは面倒!という人には、アカシア蜜がおすすめですよ!

 

葛飾北斎が描いた『蜂吹き』……? 2012/04/10(火)

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葛飾北斎といえば浮世絵の富岳三十六景等の大胆な構図で超有名な天才絵師ですね!

彼の描いた浮世絵は、ゴッホをはじめヨーロッパの偉大な芸術家たちにも大きな影響を与えたほどで、アメリカの雑誌で「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」でも、86位にランクインした日本人でもあるんです。

引っ越しすること93回、名前を変えること30回、自らを画狂老人と称して90歳で他界するまで、いくつものエピソードを残したいわゆる〝変わり者〟でもあります。(笑)

そんな北斎が残したもののひとつ『北斎漫画』―――。
江戸の庶民の様子を描いたコミカルな画風は、現代のコマ割りのマンガとはちょっと違いますが、見ていてとても愉快な心持ちにさせられます。

その中に奇術師を描いたものがあります(北斎漫画第10編)。
江戸時代は奇術のことを手妻、あるいは和妻と言っていたらしいですが、壺から人が飛び出したり、蝋燭の火から人の顔を大きく映し出したり、透明人間になったり、握った手から火炎を吹きだしたり……。(笑)

本当にそんなことができたのだろうか?とつい笑ってしまいますが、その中に『蜂吹き』という絵があります。
ひとりの町人風の男がお膳を喰いながら口から蜂を吹きだしているのです。(笑)

まあ、想像の奇術師を描いたのでしょうが、もしそんな人がいたら面白いでしょうネ!

北斎は晩年、須坂市のお隣の小布施に滞在していた時期があります。
その頃の北斎はもっぱら肉筆画を手掛け、小布施に多くの肉筆画を残しています。
「岩松院の天井絵」や「祭り屋台の天井絵」に描かれた竜の姿はまこと見事であり、現在小布施町の貴重な文化遺産となっています。

みなさんも一度はぜひ小布施に訪れてみてはいかがですか?栗菓子で有名な町ですヨ。
そうそう「了庵」というお店では、夏季限定で当場の「はちつみつジェラート」も扱っていただいております。おいし~ですよ~!(笑)

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ミツバチ映画三昧 2012/04/06(金)

今日は近年公開された養蜂やハチミツに関係する映画を3つご紹介したいと思います。

まずは2010年に製作された『蜂蜜』という作品。
製作国はトルコ/ドイツで、セミフ・カプランオール監督作品です。
6歳のユスフ少年は、森林に囲まれた山岳で養蜂家を営む父と過ごす時間が大好きでしたが、ある日、森の蜂が姿を消してしまいます。父は蜂を捜しに森の奥へ入っていきますが、その日からユスフ少年は言葉を失ってしまいます……。
幻想的かつ神秘的な森を舞台に、親と子の絆が抒情豊かに伝わる感動作です。第60回ベルリン国際映画祭金熊賞受賞を受賞しました。
http://www.alcine-terran.com/honey/

続いては2008年制作の『リリィ、はつみつ色の秘密』です。
アメリカで450万部のベストセラーとなったスー・モンク・キッドの小説を映像化した、ジーナ・プリンス=バイスウッド監督作品です。
母を亡くした14歳の少女リリィが主人公で、悲しみに暮れていたある日、リリィは3人の姉妹と出会います。実はその長女の仕事が養蜂業。そして仕事を手伝いながら、3姉妹との共同生活を描く感動のドラマです。
http://movies.foxjapan.com/hachimitsu/

最後は邦画で『ハチミツとクローバー』。
製作年度が2006年ですからもう6年も経ってしまうんですネ~。
高田雅博監督作品で、羽海野チカさんの同名コミックを映画化した青春ラブストーリー。当時はテレビドラマでも大人気でしたネ。物語は美術大学に通う5人の男女中心の青春物ですが、話の中で蜂蜜は登場しなかったような……。(笑)でも当場でもその人気にあやかって、カナダ産のクローバー蜜(商品名「クローバーミックス」)を販売し始めたのでした!(笑)
http://www.hachikuro.jp/site.html

今週末の夜は美味しいハチミツを食べながら、ハチミツ映画三昧というのはいかがですか?(笑)

 

ナポレオンの紋章にミツバチが使われた? 2012/04/05(木)

ナポレオン・ボナパルトといえば言わずと知れたフランスの英雄ですネ!

彼の紋章はナポレオンの「N」をかたどったものと「鷲」が有名ですが、たまに目にする「ローブを着た戴冠式のナポレオン」の絵をよく見ると、ローブの中に無数のミツバチがっ!
そうなんです、ナポレオンのもうひとつの紋章にミツバチが使われているのです。

実は戦いなどで臣下が功績をあげると、彼はミツバチの加紋章を与えていたといいますし(あまり評判は良くなったようですが(笑))、また、彼の所持品にはミツバチをあしらった物も数多くあります。
明らかにナポレオンはミツバチを重要視していたことが分ります。

ちなみに「蜂」のことをフランス語で「ラベイユ」というそうです。

なぜ紋章にミツバチなの?……と、きっと誰もが思うでしょう。
ミツバチは繁栄や豊穣の象徴だからと言う人もいますし、女王バチを中心としたミツバチの組織生態に国家構成の理想を見ていたからと言う人もいます。

あるいは、努力とか勤勉とか秩序というものを象徴するミツバチは、当時の聖職者や知識人の間でも好んで使われていたからと言う人もあり、なるほど3、4時間しか睡眠をとらなかったと言われるナポレオンのイメージにもピッタリあいますネ!

でも、もっと深い政治的意味合いがあったとする研究者もいます。

古代エジプト王権の文様が百合の花で、その強大な王権の中にミツバチをエンブレム(象徴的文様)とした勢力が確かにあったというのです。
ナポレオンはエジプト遠征の時、多くの考古学者や芸術家を連れて行っていますから、きっとその事実を知って何かひらいめいたのでしょうか?
というのは、百合というのはフランス革命以前の絶対王政の時代、代々のフランス王家の紋章だったからです。
そこでナポレオンはミツバチを使うことで、反フランス王政の意志と同時に、当時のヨーロッパ諸国に対し牽制していたというのです。

う~ん、なるほど!とも思いますが、本当のナポレオンの心は今となっては分かりませんネ。
もしかしたら無類のハチミツ好きだったのかもしれませんヨ~!(笑)

 

『ヴィーナスとキューピッド』 2012/04/04(水)

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ルーカス・クラナッハという画家がいます。

15世紀から16世紀、ルネッサンス期のドイツの画家ですが、息子も同じ名前なので、区別するため日本では彼の作品にはクラナッハ (父) と表記されることが多いのだそうです。

彼はドイツのヴィッテンベルクで領主の御用絵師として仕え、多くの宗教画を残しました。また、世界史の教科書にも出てきた宗教革命で有名なマルティン・ルターの友人でもあったため、彼の肖像画なども残しています。

なぜクラナッハを紹介するかというと、彼の描いた絵に蜂が出てくるからです。

「なんだ、裸の母と子ではないか!」
と思うかもしれませんが(笑)、子どもの方をよく見ると、右手に何かを持って小さな虫を追い払っているようです。

実はこれ、持っているのは蜂の巣で、怒った蜂に襲われているところなんですネ!
無造作に蜂の巣を取ればミツバチだってそりゃ怒りますヨ!(笑)

更に見ると、子どもの背中に羽根が……。

そう、描かれているのはギリシャ神話に登場するヴィーナスとキューピッドなんです。

蜂の巣を盗もうとしたキューピッドが蜂に刺されて、母のヴィーナスが「ダメじゃない!」と、お説教をしている場面なんですネ!

西欧ではミツバチは神様の使者なんだそうです。
クラナッハはこのお話をモチーフにしてこの絵を描いたのです。

それにしてもお母さんのヴィーナスは、妖艶で、かつ官能的ですネ~!(笑)

 

イソップ童話の『ミツバチとゼウス』 2012/04/03(火)

先週、ミツバチと神様の関係に少し振れましたので、今日はイソップ童話にあるもうひとつのミツバチのお話を紹介したいと思います。

「わたしらはこんなに一生懸命ハチミツを集めているのに、人間ときたら泥棒のようにみんな持っていってしまうワ!」
ミツバチは、人間に蜂蜜を取られてしまうことが悔しくてたまりません。

そこでゼウスの神様にお願いに行きました。
「どうか蜂蜜に手を出す人間を、針で刺し殺してしまえるようにして下さい!」
と―――。

ゼウスはミツバチの願いを叶えてあげることにしました。

しかしそれではあまりに人間の方が可哀想だと思ったので、
「でも刺すのは一度きり。そして刺したときにはお前たちの命もありませんよ」
と決めてしまいました。

ミツバチが人を刺すと死んでしまうのは、そんなことがあってからのことです……。

これは、仇を承知で、相手をひどい目に合わせようと考える、執念深い人にあてたお話ですネ。

 

『蜂』は春の季語―ちょ~庶民派詩人、小林一茶 2012/04/02(月)

4月ですね~!今日は春にまつわるお話です。

俳句には季節を表す季語が入りますが、「蜂」とか「蜂の巣」といえばどの季節を言うと思いますか?

答えは晩春です。

旧暦でいえば3月、現在使われる太陽暦でいえばちょうど今、4月あたりを指します。
当場のミツバチたちも、そろそろ大活躍してくれる季節の到来です!(笑)

そこで信州が生んだ庶民派詩人、「おらが春」で有名な小林一茶が詠んだ、蜂にかかわる一茶らしい句を拾ってみました。

一畠(ひとはたけ)まんまと蜂に住まれけり
辻堂(つじどう)の蜂の威(い)をかる雀(すずめ)かな
野みやげや風呂敷(ふろしき)とけば蜂の声
蜂の巣に借(か)しておいたる柱かな

一茶は信州北信地方、信濃町は柏原で生まれ、江戸時代の文化・文政年間に活躍した俳人で、俳諧の巨匠とも言われています。
巨匠といってもその感性は、実に庶民的で、筆者も大好きな文人のひとりですが。

15で江戸へ奉公に出た一茶は、25で俳壇にデビューします。そして50歳のときに故郷の信濃町に戻りますが、その後の生活も、はなから見てけっして幸福と呼べるものではなかった気がします。
しかしその労苦の中で、生涯2万句にもおよぶ句を詠み、中でも小動物を素材にした温かみのある句は、洗練された松尾芭蕉の句とは対照的に、いまなお多くの人達に優しい感動を与えてくれますネ。

蜂の巣のぶらり仁王(におう)の手首かな
蜂逃げて狙(さる)はきよろきよろ眼(まなこ)かな
蜂の巣にかしておくぞよ留主(るす)の庵(いお)
へぼ蜂が孔雀(くじゃく)気どりや花御堂(はなみどう)

まだまだありますがこのくらいにしておきましょう。(笑)
一茶にとって蜂は、ちょっぴり怖く、そしてちょっと迷惑に感じている存在だったようですね。

現在長野県の信濃町には「一茶のふる里・一茶記念館」があり、須坂市のとなり高山村には「一茶ゆかりの里・一茶館」があります。
もし行く機会がありましたら、須坂市までお運びいただき、鈴木養蜂場にもお立ち寄りくださいネ!

 

ローマとミツバチの関係……? 2012/03/30(金)

昨日の続き……。

日本では家紋として見向きもされなかった蜂が、バルベリーニ家の家紋だったとはいえ、どうしてローマで受け入れられたのでしょうか?

日本では徳川家の三つ葉葵の御紋が東京の街中で見られるなんてことは、まずありませんよね。
それでも信州の松代あたりに行けば、真田家の六文銭があちこちで見ることができますが、そのほとんどがお店や企業のマークだったり、地域振興の宣伝だったりです。(笑)

しかしローマのそれは、どうやら宗教的な考えが根底にあったように思われます。

ローマ神話でバッカスという神がいます。
ギリシャ神話ではディオニッソスと呼ばれており、彼はお酒と狂乱の神なのだそうです。なんだかイタリア人のお祭り好きを思い浮かべちゃいますネ。(笑)

実はそのバッカス、ハチミツを発見した神なのだという定説があるらしいのです。
なるほど世界最古といわれているお酒は蜂蜜酒(ミード)ですから、ハチミツとお酒の神様が結びつかない方が変ですネ。

しかもこのバッカスがキリストのモデルになったというのです。

その根拠を探ると―――、
両方とも神が人間の女性に身ごもらせた子であること、
母親が女神ヘーラーあるいは天使ガブリエルにより受胎告知を受けていること、
誕生日が同じ12月25日であること、
そして両方とも暴徒によって殺されますが再び蘇ること……、
などが挙げられます。

特にバッカスは水をワインに変えたそうですが、キリストの方はそのワインは自分の血であると言っているところを見ると、あたかもバッカスがキリストに変わったというようなことを連想させられてしまいますネ。

歴史的に見るならば、ローマ帝国においてキリスト教が国教化される以前、キリスト教は禁止され、信仰者が大きな迫害を受けた時期がありました。
もしかしたら、その間キリスト教はそれまであったローマ帝国の信仰と融合され、このような形が生まれたということも考えられます。

いずれにせよ、バッカスと蜂蜜、そしてローマと蜜蜂の関係がおぼろげながら見えてきた気がします?(笑)

 

ミツバチの紋章 2012/03/29(木)

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今日は蜜蜂の紋章のお話です。

日本では家紋で蜂が使われることはほとんどありませんが、ヨーロッパでは比較的簡単にみつけることができました。
その代表的なのがイタリアのローマにあります。

ローマの街を歩けば、蜜蜂の紋をいたるところで目にできるそうですが、筆者はまだ行ったことはありません。(笑)

16世紀頃に大きな影響力を持っていたバルベリーニ家は、3匹の蜜蜂をかたどった図柄を家の紋章にしました。

上の絵はミツバチでしょうか?まあ蜂には違いありませんからそういうことにしておきましょう。(笑)

1623年、バルベリーニ家の出でローマ教皇になったウルバヌス8世は、ガリレオの天動説を撤回させたことで歴史に名を残すことになった人物です。
そして彼こそバルベリーニ家の紋章である蜜蜂を、ローマのいたるところに刻み込んだ張本人なのです!

その担い手となったのがバロック美術の巨匠ジャン・ロレンツォ・ベルニーニでした。

ベルニーニといえば、
「ベルニーニはローマのために生まれ、ローマはベルニーニのためにつくられた」
と言わるほどローマとは関係の深い大芸術家です。

その作品を挙げれば、建築としてはバチカンの「サン・ピエトロ広場」や、ローマの「バルベリーニ宮」もそうで、彫刻では「ダビデ像(ミケランジェロのとは違います)」や、ローマの街にある「舟の噴水」とか「蜂の噴水」も彼の作品なのだそうです。

そんなすごい芸術家を使って蜂を広めてしまうなんて、ウルバヌス8世は超セレブだったんですネ!

 

女王バチの恐るべき生態 2012/03/28(水)

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ひとつのミツバチの巣で働き蜂が多くなりすぎると「分蜂」という現象がおこります。

分蜂とは簡単に言うとお引越しで、そうすることで巣が2つになります。
人間社会でいえば本家と分家に分かれるといったところでしょうが、母親の方が家を出るわけですからちょっと感覚が違いますかネ?(笑)

分蜂する前、巣にはいくつかの王台が作られ、女王バチはそこに後継の卵を産み付けてから巣を出ます。
巣を出た女王バチに団子のように群がるミツバチの光景はそれはそれはすごいものがありますヨ。

さて、女王バチがいなくなった巣では、王台に産み付けられた次期女王候補が順に孵化していきますが、新女王になれるのは1匹だけです。

そして信じられない行動をとります。

最初に孵化した女王バチは、他の孵化していない女王バチ候補を王台から引きずり出し、次々に殺してしまうのダ!
さらに、同時に成虫になった者がいたとしたら、そのどちらかが死ぬまで戦い続けるのです。
なんて残酷な……!
そうして生き残った者が新女王の座につくんですネ!

ローヤルゼリーだけを食べ続けるせいか女王バチの成長は早く、間もなく優れた繁殖能力を持って成虫となります。

そして、新女王の初仕事は交尾をすることなんです!

孵化して1週間もすれば巣を飛び出して、性フェロモンをまき散らしながら他の巣から雄蜂を呼び寄せるのです。
そしてようやく女王の心?(笑)を射止めた雄蜂と交尾をします。
これがミツバチの空中婚と呼ばれるもので、これは近親交配を避けて強い子孫を残すための行動だと考えられています。

交尾を終えた雄蜂は、生殖器ごと女王バチに引きちぎられて死んでしまいます。
あわれ雄蜂!でもこれが雄蜂の生涯でたったひとつの役割なのダ!

女王バチは1度の空中婚でおよそ8回の交尾を行って巣に戻りますが、その後の一生は卵を産むことだけに専念して何年も生き続けます。

恐るべし女王バチ!

 

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