ミツバチと共に90年――

信州須坂 鈴木養蜂場

はちみつ家

Suzuki Bee Keeping

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はちぶんのブログ ※鈴木養蜂場で言う『蜂蜜』とはいわゆる『本物の蜂蜜』です。

世界一の幻のハチミツって? 2014/02/27(木)

昨日NHKを見ていたら「世界一のハニーハンター」という番組が放送されていました。
なんでも世界中のグルメを魅了する世界一の蜂蜜があるということで、そのドキュメント番組でした。

そのはちみつの名を「ヒマラヤハニー」。

しかしネットでも売られているヒマラヤで採れるハチミツとはちょっと違います。
ネパールのカタルジュンという小さな村に住むグルン族という人たちが採る蜂蜜なのだ。

彼らはハニーハンターと呼ばれる10名で、毎年春と秋の2回、満月の日に採蜜をするのだといいます。

ミツバチの種類は大きさおよそ2センチもあるヒマラヤオオミツバチというヒマラヤにしか生息しないミツバチで、毒もかなり強いらしい。
刺されると2日は痛くて動けないらしいです。

なぜそのミツバチの巣から採れる蜂蜜が幻かというと、その採蜜作業がハンパない!
ヒマラヤオオミツバチの巣は、高さ100メートルはあろうかと思われる崖の中腹に作られるのですから!

そんな崖にある巣をどうやって採るのでしょうか?

実は長い縄梯子を使います。

10名のハニーハンターは崖の上と下の二手に分かれ、上からは縄梯子を垂らし、みんなで協力して梯子の位置をずらします。
下では火をたいて煙をあげ、蜂をおとなしくさせます。
そして巣を採るリーダーは一人で梯子を伝って崖を降り、巣のある位置までくると、下の人達がかまのついた長い竿やかごや煙をふきあげる草木をロープにくくりつけリーダーに渡すのです。

リーダーは防具もつけずに縄梯子につかまったまま、さおで巣を切り落とし、それをかごで受けて下に送ります。
まさにそんな命がけの作業を300年も前から続けているといいます。

採蜜はいわゆる古式養蜂で、巣をくだいて蜜をしぼります。
春に取れる蜜は主にシャクナゲで、秋はヒサカキの蜜が主なのだそうです。
食べたことない……!(笑)

そうして採れたはちみつはたらい一杯にもなりません。
それを村人たちと分け合い、あまった蜂蜜が市場に出るらしいのですが、今回は非常に量が少なく、村人に配ったらなくなってしまったようですね。

世界一という異名の背景には、命を懸けた壮絶な作業とチームワーク、それに数百年という長い間受け継がれてきた伝統があったわけです。

創業90年たらず、当場はまだまだあまちゃんです。(笑)

 

妊婦さんに蜂蜜ってどうなのよ? 2014/02/17(月)

赤ちゃんにハチミツを与えるのはよくないとされています。

それはハチミツにはごく稀に「ボツリヌス菌」という菌が含まれている場合があり、抵抗力のない赤ちゃんに害を与えることがあるからです。

「ボツリヌス菌」は土の中にいる菌で、野菜などにも入ってしまうことがあり、赤ちゃんに流動食を与えるのは、熱で殺菌する意味もあるからですね。
1歳以上になれば菌に対する抵抗力がついていますので問題ありません。

では、、、妊婦さんはお腹の中の赤ちゃんに影響ないの???

というのはごく自然な疑問といえるでしょう。

結論からいいますとまったく問題ございませんのでご安心を!(笑)

つまり、ハチミツは直接あかちゃんに与えるわけでなく、いったんお母さんというろ過器を通してその栄養分だけが赤ちゃんにいくわけですか返って良いといえますネ!

またローヤルゼリーなどはどうか?という質問もありますが、基本的に自然食品ですのでまったく問題ございません。
むしろどんどん摂取して赤ちゃんに良質の栄養を送ってあげましょう。

元気な赤ちゃんを産んでくださいネ!

 

はちみつスキンケア6つのテクニック 2014/02/13(木)

ご存じのように蜂蜜には豊富なビタミン群はじめ、カリウムやマグネシウム、カルシウムや鉄、あるいはアミノ酸やポリフェノールといった様々な栄養素が含まれています。
ですので、食べて体の中から健康を作るのはもちろんですが、ちょっと工夫するだけで、お肌のスキンケアにもいろいろ使えます!

そこで今日は「はちみつスキンケア6つのテクニック」と題し、はちみつを使った美容テクニックをご紹介したいと思います。

1.気になる部分にはちみつパック
ガサつきやカサカサが気になる部分に適量のはちみつを直接なじませて、お湯でしぼったタオルをかぶせて30分ほど待ちましょう。
その後洗い流せば、カサカサが気になるひじやひざもしっとりします。唇のケアにもいいですね!

2.シャンプーにまぜてダメージ補修
髪をタオルでくるんで20分程度置いてから、普段使用しているシャンプーにスプーン1杯程度のはちみつを混ぜてシャンプーしましょう。
市販のはちみつ入りのシャンプーもありますが、お気に入りのシャンプーに自分で手軽にできちゃうのが魅力です。

3.はちみつ風呂
お風呂にスプーン2杯程度のはちみつを入れて溶かし込むだけ。そこにエッセンシャルオイルを加えてもいいですね。
肌がしっとりなめらかになりますよ♪

4.ニキビにもはちみつ
はちみつはニキビにも効果的といわれています。
ニキビの上に少量のはちみつを置き、軽く叩きながらなじませ、根気よく毎日行う。
※はちみつの殺菌作用がニキビの原因であるアクネ菌に作用するものと思われます。個人差があると思いますので合わないと思ったら中止してください。

5.はちみつミルクパック
スプーン2杯程度の牛乳とはちみつをよく混ぜ、顔にパックして10分程おきます。
その後洗い流せばしっとりツヤのある肌に!

6.はちみつひと混ぜ手軽にトライ
その他、お手持ちの化粧水や乳液、洗顔料などに、はちみつをちょっと加えるだけで手軽にトライできますネ!

家にハチミツを常備して、貴方だけのオリジナルスキンケアアイテムを作ってみませんか?
下手な化粧品を使うよりコストパフォーマンスも抜群ですよ!

 

蜂蜜の効果~便秘にイイ“15”の食品との組み合わせ 2013/11/15(金)

蜂蜜に含まれるグルコン酸は腸内環境を整え、善玉菌を増やす働きがあると言われています。
更には腸管を刺激する作用もあり、高い保水作用もありますので、便秘でお悩みの方にはハチミツはもってこいの食品と言えますね!

そこで今日は、蜂蜜と組み合わせれば、より便秘解消が期待できる食品を挙げてみたいと思います。

【便秘にかなりイイ!蜂蜜との組み合わせ】

1.ヨーグルトと蜂蜜
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸の働きを整えてくれます。

2.こんにゃくと蜂蜜(はちみつ味噌)
食物繊維が豊富なこんにゃくはダイエットにもいいですね。

3.切干大根と蜂蜜(はちみつ味噌)
切干大根にも便秘を解消する食物繊維が豊富に含まれています。

4.ひじきと蜂蜜(はちみつ味噌)
ひじきも食物繊維が豊富です。

5.アロエと蜂蜜
アロエに含まれるアセマンナンという成分は、腸内の水分を増やし便を排出させるぜん動運動を活性化します。

6.プルーンと蜂蜜
プルーンには食物繊維、カリウム、マグネシウムなど緩下作用を促し、頑固な便秘解消効果があります。

7.さつまいもと蜂蜜
食物繊維豊富なさつまいもは、腸内でこびりついている宿便や老廃物を取り除き、便の量を増やします。

8.納豆と蜂蜜
もともと大豆は食物繊維が豊富で、発酵した納豆には腸の善玉菌を増やす働きがあります。

9.りんごと蜂蜜
りんごの食物繊維にはペクチンという成分があり、腸内環境を整えます。

10.野菜類と蜂蜜(はちみつ味噌)
野菜類には食物繊維が含まれる他、ビタミンC摂取が排便障害に果があります。

11.わかめと蜂蜜(はちみつ味噌)
わかめにはヌルヌルした食物繊維の一種フコダインと不溶性食物繊維の一種セルロースが含まれ、これらが便秘解消に役立ちます。

12.枝豆と蜂蜜
枝豆の食物繊維はごぼうに匹敵するほどで、緑黄色野菜の栄養素も兼ね備えています。

13.チョコレートと蜂蜜
チョコレートの原料カカオにはタンニンや食物繊維が多く含まれており、便通を良くする効果があります。

14.オリーブオイルと蜂蜜
オリーブオイルのオレイン酸は、腸内の便を滑りやすくする効果があります。

15.乳酸菌飲料と蜂蜜
乳酸菌は腸内を酸性に保ち、悪玉菌をやっつけ善玉菌が活性化しやすい環境を整えます。

中には以前蜂蜜トッピングで実験して、味がイマイチというのもあります。(笑)
そんな時は“蜂蜜味噌”を使うといいかもしれません!
また、便秘にいい蜂蜜レシピを考案するのもいいですね。

でもあまり食べ過ぎて、逆にお腹をこわさないようにしてください!(笑)

 

美の蜂蜜一滴!~手づくりハニーパック 2013/11/11(月)

はちみつの保湿力ってすごいんですよ♪

例えば工場で蜂蜜を一滴こぼしてしまったとします。
するとその蜂蜜は、1週間経っても2週間経ってもまったく蒸発することなく、そのままそこに残っているのです。

これぞ驚異の蜂蜜保湿力!
その力をお肌ケアに利用しようと、様々なはちみつ配合の美肌、髪ツヤ商品が登場している昨今ですネ。

でも、なにも高いお金を出してそれらの商品を買わなくたって、蜂蜜に力があるならそのまま利用すればいいんじゃねえ?と考えたはちぶんは、手づくりハニーパックのご提案をしたいと思います。

名付けて「蜂蜜直ぬりハニーパック」。
これはいろいろな雑誌などでも紹介されている方法ですのでご安心を。(笑)

用意する物は蜂蜜と蒸しタオルだけ。
やり方もとてもカンタンです。

まず洗顔した後、お顔の水分を拭き取りましょう。
※洗顔は当場のプロポリス石鹸のように、古い角質をきれいに落とせる物がいいかも知れません。←宣伝(笑)

次にお顔に蜂蜜をぬってのばし、蒸しタオルをあてて、そのまま10分程度待ちましょう。
※蜂蜜を塗りすぎると髪の毛や首に垂れ落ちてベタベタになるので注意してくださいネ。

蜂蜜には保湿力の他、ビタミン類やミネラル類、アミノ酸なども豊富ですので、保湿以外の効果も期待できますヨ!
10分経ったらお顔の蜂蜜を洗い流してハニーパック完了です。

いかがですか?

普段はカサカサしたり、つっぱるお肌が、蜂蜜の力で朝までモチモチしたお肌を実感できたことでしょう。

ただ、お肌が弱い方はかゆくなったりする場合があるようですので、注意してくださいネ。

直塗りの他、蜂蜜にコラーゲン粉末を混ぜたり、毛穴を小さくしてクスミを改善する小麦粉を混ぜたり、すりおろしニンジン(ベータカロチン)を混ぜたり、炭酸水と混ぜたり、手づくりハニーパックのバリエーションは無限に広がります。

ぜひ、自分に合った手づくりハニーパックを考案してはいかがでしょう。

 

ハチミツの女王~アカシア蜂蜜12のメリット 2013/10/31(木)

ハチミツは蜜源により様々な種類がありますが、特に当店がおすすめしているアカシア蜂蜜は、別名「ハチミツの女王」とも呼ばれ、味と香りともにクセのない品格を持ち、まさに女王様にでも食べていただきたい(笑)逸品です!

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そこで今日は、アカシア蜂蜜の魅力をさぐってみたいと思います!

【アカシア蜂蜜の秘密】
1.果糖が多い
2.結晶しにくい
3.あつかいやすい
4.クセのない風味
5.クセのない味わい
6.あっさりした味
7.品格がある
8.血糖値をあげにくい
9.スイーツに向いている
10.コーヒーや紅茶等、飲み物に向いている
11.お料理に向いている
12.比較的蜜源が豊富

(1)の果糖がブドウ糖より多いというのはアカシア蜂蜜の最大の特徴ともいえます。
ハチミツは果糖が多いものほど体に有効に働くのですね。
そのため(2)の結晶しにくいという特徴が生まれ、それはつまり(3)の扱いやすい蜂蜜であることがいえます。

よく、せっかく純粋な国産蜂蜜を買ったのに、結晶してカチカチになってしまったというようなことはありませんか?
もちろん湯せんすれば元に戻りますし、アカシア蜂蜜も結晶しないわけではありませんが。

アカシア蜂蜜のもう一つの大きな特徴は(4)(5)(6)にあるクセがなく、あっさりした風味と味わいを持っていることです。
つまり誰にお出ししても好き嫌いなく好まれ、とても品格がある(7)とも言えますネ!
ですので、スイーツに使用したり(9)、コーヒーや紅茶や牛乳などの飲み物に加えたり(10)、お料理などの隠し味にも非常に向いている(11)ハチミツであると言えます。

(8)の血糖値をあげにくいというのはブドウ糖より果糖が多いためであると考えられ、低GI食品として注目を集めつつあります。
そして最後に、蜜源が比較的豊富(12)です。
豊富といっても蜜源減少が叫ばれる昨今ですので、心配が絶えませんが。

いかがですか?アカシア蜂蜜を食卓に置いて、たまには女王の気分を味わってみるのもいいですね?(笑)

今回はアカシア蜂蜜のメリットを数えてみましたが、レンゲ蜂蜜にはレンゲ蜂蜜の良さ、菜の花蜜には菜の花蜜の良さ、そば蜜にはそば蜜の良さがありますし、人それぞれに好き好みもありますのでこれはあくまでご参考にまでに。(笑)

 

あの頃のお肌を取りもどせ!~はちみつ風呂4つの効果 2013/10/29(火)

ハチミツは食べるだけではありません。

これまでこのブログでも、アンチエージングのための石けんやシャンプーに蜂蜜をまぜる使用法を紹介してきましたが、「え~い!直接お風呂に入れてしまえ~!」と、今日は「はちみつ風呂」のご紹介です。

いろいろな雑誌で紹介されていたり、すでに実践されている方もおられるようですが、やり方はとってもカンタン。

湯船に大さじ2~3杯のハチミツを入れるだけ♪

そもそもハチミツにはビタミン類やミネラル類が豊富に含まれており、保湿効果や殺菌効果もありますので、お肌にはイイに決まってます!(笑)

特に美容効果を望む方はハチミツにエッセンシャルオイル(精油)を、冷え性改善を望む方はお酢を加えれば更に効果的。
エッセンシャルオイルの場合は数滴、お酢なら1/4カップ程度、蜂蜜と一緒に湯船に入れてかき混ぜます。

●はちみつ風呂4つの効果
1・美肌、しっとり効果
2・冷え性の予防、改善効果
3・保湿効果
4・殺菌、抗菌効果

これらが期待できますヨ!

そうそう、何度も言うようですが加工はちみつはNG。
様々な蜂蜜特有の栄養素がなくなっていますので、当場で扱っているような天然ものをお使いくださいネ!(笑)

ちょっと贅沢な感じがしますが、これからはお風呂にも一つ蜂蜜を置いておいて、健康なはちみつ生活を送りませんか?

 

はちみつと血糖値の関係~その前に… 2013/10/28(月)

最近、以前このブログで紹介した「蜂蜜は糖尿にいいの?悪いの?どっちなの?」の記事のアクセス数がグングン伸びています。
http://ameblo.jp/suzukiyohojo/entry-11408648660.html

それだけ糖尿でお悩みの方が多いということなのでしょうが、ちょっと日本における「はちみつ」に対する認識が低いような気がします。

日本において一般的に流通しているのは「加糖はちみつ」と「純粋はちみつ」ですが、両方とも「はちみつ」と表記して売ってもよいことになっています。

これは日本の規則にかかわっている話ですのでしかたありませんが、はちみつと血糖値の関係を調べる際に言いたいのは、どの蜂蜜で検証したのか?ということです。
それがスーパーなどに売っているいわゆる格安の蜂蜜ならば、実質砂糖と同じですで血糖値があがるのは当たり前なのです。
仮に自然のままの蜂蜜を使用したならば、蜜源の花は何かくらいの情報はおさえておいてほしいですネ。

このブログでも何度も書いてきましたが、蜂蜜の糖は果糖とブドウ糖です。

ブドウ糖の方は明らかに血糖値を上げることが分かっていますが、果糖の方は血糖値をあげるのを抑制する働きがあることも分っているのです。

そしてまた、はちみつは花の種類によって果糖とブドウ糖の比率が違うことも分っています。
そのへんをわきまえて冒頭の疑問を検証してほしいですネ。

 

蜂蜜は甘いのに虫歯予防? 2013/06/17(月)

お口の中にはたくさんのばい菌がいるのをご存じですか?
その中のミュータンス菌やラクトバチラス菌というのが虫歯の原因だと言われています。

これらは食べ物の中の砂糖を栄養にして、歯の表面にネバネバした物をつくります。
そのネバネバした中は、虫歯菌や他のバイ菌にとって住みよい場所で、どんどん元気になっていくんですネ。
いわゆるこれが歯垢です。

さらに歯垢中の虫歯菌は食べ物の中の糖分をエサにして酸を作り、徐々に歯の表面のエナメル質を溶かしはじめるのですが、それが進行すると穴ができ、やがて虫歯となります。
歯医者さんのあの音を思い出すだけで背筋がふるえます。(笑)

そこで蜂蜜の登場です。

蜂蜜には殺菌効果があり、カルシウムも含まれていますので、虫歯の原因になるミュータンス菌の繁殖を抑制すると言われているのです!

しかも口臭予防にもなると言われていますのでいいことづくめですネ!

甘いのに虫歯予防ができるなんて、蜂蜜はホント夢のような食品です!(笑)

 

はちみつに含まれる「葉酸(ビタミンB9)」のお話 2013/04/03(水)

蜂蜜にはビタミンやミネラルなど、およそ700種類もの成分が含まれていると言われています。
今日はその中で、1%ほどの含有率の葉酸(ビタミンB9)についてのお話をしてみたいと思います。

葉酸は体内において、粘膜に関わる健康維持には欠かせないビタミンです。
体内の様々なところの粘膜は、細胞の新陳代謝がとても活発で、細胞分裂にはこの葉酸が欠かせません。

葉酸が不足すると、特に消化器系に障害が出やすくなり、口内炎や舌炎、あるいは胃潰瘍や十二指腸潰瘍などがおこりやすくなります。

また、ビタミンB12と共に、赤血球のDNAやたんぱく質を合成するのに関わっており、ガンの発症を防ぐともいわれているんですよ!

ですので、葉酸とビタミンB12のどちらか一方でも不足しますと、赤血球が正常に作られないので、酸素の運搬能力が低下して貧血を起こしやすくなるんです。

さらには葉酸が欠乏すると血液が凝固しやすくなりますので、動脈硬化や動脈血栓、狭心症や心筋梗塞、脳卒中などを引き起こしやすくなってしまう。
動脈硬化予防にはビタミンB6も重要ですので、この葉酸(ビタミンB9)と、ビタミンB6、ビタミンB12は、動脈硬化予防のビタミンセットといえますネ。(笑)

そして、これらの栄養素がそろっているなんて、蜂蜜ってなんて優れものなんでしょう!

 

便秘にも蜂蜜パワー 2013/03/11(月)

ふとブログの広告欄に「42歳、もう3日も出ないなんて…」という便秘に悩む方へのPRが目につきました。
実は蜂蜜は便秘にもイイんです。

人類がそれを発見したのはかなり昔、古代エジプト時代にはもう知られていたといいますから驚きです!(笑)

なぜ便秘にいいかというと、蜂蜜に含まれるグルコン酸という成分が、腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整えてくれるからです!
グルコン酸は有機酸の一種で、乳酸菌やビフィズス菌等を増やす環境をつくってくれるんですね。

また、蜂蜜には水分吸収作用もあるため、便の水分が腸に吸収されるのを防ぎ、排便もスムーズになるんです。
過剰摂取は下痢の原因にもなりますが、適量であれば逆に下痢止めの効果もあるんですヨ!

これは正反対の働きですので疑問に思うかもしれませんが、要は善玉菌が増えると便の状態を良くするように腸内環境を整えるからで、適量の摂取は下痢止めにも便秘解消にも良いということなのです。

別の角度からも蜂蜜の便秘解消効果が期待されます。

それは、蜂蜜に含まれるトリプトファンというアミノ酸で、これは脳内物質のひとつセロトニンの材料になり、セロトニンというのは人に幸福感を与える物質なのだそうです。
つまり蜂蜜は、ストレスの低減にもひと役かっているのというわけですネ。
ストレスは便秘の大敵ですので、ストレス解消は便秘解消にも関係しているということになります。

便秘でお悩みの方は、ヨーグルトに混ぜて食べるのがお勧めです。
美味しいし、便通もスッキリ!

蜂蜜パワーで毎日快適な一日をお過ごし下さい!

 

訳あり商品販売中 2013/02/26(火)

現在はちみつ家では、ネット上でのみ「訳あり商品」を扱っていますよ!

「訳あり」といっても怪しい商品ではありません。(笑)
ただ、結晶してしまっているんですネ。

ご存じの方も多いと思いますが、はちみつは純粋なものほど結晶しやすく、結晶しても品質にはまったく問題はありません。

ただ、購入後、湯煎してもとにもどさなければいけません。
もどし方は、キャップをはずし、40~60℃のお湯につけるだけ……。といってもちょっと手間ですね。(笑)
ですので今回はじめて、「訳あり商品」として扱ってみることにしました。

通常価格の3割以上の割引です。
300gと500gのプッシュボトルのみの本数限定ですので、結晶したはちみつでも問題ない方は、ぜひこの機会にどうぞ!

ちなみに500gが14本、300gは7本ありますヨ!

 

はちみつ★スティック 2013/02/07(木)

昨日、当場の新商品「はちみつ★スティック」のイメージ写真が出来てきました!

ファイル 415-1.jpg

コンセプトは“ハニー・マジック”―――。
使い切りの携帯タイプの蜂蜜なので、バッグやポケットに入れてどこへでも持ち出せます。

疲れた時や、休憩時間に、ちょっと取り出してコーヒーなどに入れてもいいし、お友達とのお食事や女子会などにも手軽に持っていけますネ!
スイーツやフルーツなど、お友達の分もかけてあげれば、きっと幸せの魔法にかかるはず。(笑)

もちろんご家庭でも計量いらずでお料理にも便利だし、お子様やご主人のお弁当に添えてもいいですね。

そして現在、受験シーズン限定でやっているのが「合格ハニー」。
はちみつスティックに合格祈願シールを貼った商品ですが、頭を使う受験生には蜂蜜がとってもいいんですよ!
受験会場にも持って行けますので、試験直前になめれば脳即活性!

はちみつがもっと身近になれば、生活の様々なシーンで魔法をかけてくれそうです!
どうぞ「はちみつ★スティック」をよろしくお願いいたします!

 

受験シーズン~蜂蜜で脳即活性! 2013/01/16(水)

受験シーズンですネ!受験生の皆様ごくろうさまです!
そこで今日は蜂蜜と脳の関係についてのお話をご紹介します。

頭が良くなる食品とか、脳に良い食べ物とか、いろいろ研究されているようですが、蜂蜜って脳にとってどうなのでしょう?

人間の脳の重さは体重の2%ほどで、どんなに頭の良い人でもそれは同じなのだそうです。(笑)
ところがその基礎代謝量は著しく、全体のエネルギーの約20%近くが脳で消費されるのだそうですヨ。
ただ生活しているだけでこうなのですから、頭を使い通しの受験生にとってはたいそう疲れることでしょう。

人間はストレスを感じると、副腎からストレスホルモンのコルチゾールが分泌され、脳の「海馬」という記憶や空間学習能力に関わる器官に影響を与えるのだそうです。
その結果、多くの脳細胞が死滅し、新しく生まれる細胞の数が抑制され、記憶力も低下してしまうのだそうです。

こりゃたいへん!脳に栄養を与えなければ!

そんな脳の大好物は何か―――?

それはブドウ糖なんです!
脳はブドウ糖しか吸収しないという、非常に偏食が激しい器官なんですね!(笑)

ブドウ糖を摂取すると、記憶や学習能力など脳機能活性化に必要とされるアセチルコリンという興奮伝達物質の生成が高まり、脳を活性化してストレスにも効果的であることが分かってきています。
逆にブドウ糖が不足すると、疲労感が出てきたり、脳の機能にも支障が出てきたりするんですね。
ですから効率的なブドウ糖の摂取の仕方が、受験生にとってはとても重要だといえそうです。

そこで蜂蜜の登場です!

蜂蜜の約80%は糖分で、そのほとんどがブドウ糖と果糖でできています。
しかも蜂蜜のブドウ糖は単糖ですから、体へ吸収がものすごく早いのです!

これは受験に使えそう!
試験の直前に蜂蜜なめて、脳がバテテきたらまた蜂蜜なめて、ブドウ糖による脳即活性対策は万全です!(笑)

え?試験会場に蜂蜜の持ち運びなんてできないって?
大丈夫!鈴木養蜂場では「はちみつ★スティック」という携帯・持ち運び用の蜂蜜があります!
これさえあれば試験の合間の休み時間に、蜂蜜をちゅーちゅーなめれるよ!

しかもミツバチは、幸運を引き込むアイテム!
思う存分実力を発揮して試験を突破してください!

また、受験勉強にはリンゴなどの果汁も良いそうです。
蜂蜜を混ぜれば効果倍増!しかもとても美味しくいただけますネ♪

鈴木養蜂場はちみつ家は、頑張る受験生を心から応援しています!

 

自家製!はちみつシャンプー&はちみつリンス 2013/01/09(水)

昨日はお肌のお手入れに効果的な蜂蜜の使い方をご紹介しましたが、今日は美しい髪にするための蜂蜜の使い方をご紹介したいと思います。

最近、はちみつ入りのシャンプーの宣伝を見かけますが、そんな物を買わなくても自宅でできる蜂蜜を使った髪のお手入れ方法です。

それはとってもカンタン!

お風呂に入り、シャンプーに蜂蜜をまぜて髪を洗えば、いわゆる市販のはちみつシャンプーと同じ効果が望めます。

でもこのブログでは、もっと効果的な方法をお教えしちゃいます!

より潤いのある髪に仕上げるには、シャンプーよりリンスにまぜた方が効果的なんですヨ!
目安としては、約400ccのリンスに対して蜂蜜が大さじ1程度が良いでしょう。
シャンプーのあと、蜂蜜とまぜたリンスをまんべんなく髪の毛になじませてから、あとは普通にすすぎます。

蜂蜜の保湿効果で髪に潤いを持たせるばかりか、蜂蜜には殺菌効果がありますので髪を清潔に保つことができるんです!まあ、なんてお得~♪

さあ、あなたも今日から潤いつやつや髪のハニー美人に変身です!(笑)

 

乾燥の季節~蜂蜜の出番ですぅ?! 2013/01/08(火)

空気が乾燥してお肌がカサカサ……、
今の季節、そんなお悩みを持っている方も多いのではないでしょうか?

そこで今日は、蜂蜜を使ってお肌のお手入れをしてみましょう―――というお得な情報をお届けします。

「え?蜂蜜なんかぬったら体じゅうがベトベトになるじゃない!」
と思われる方もいるでしょう。
でも少量なら全然大丈夫♪思い切ってやってみてください。(笑)
それでもネバネバが気になったら水でのばすか、あるいはハンドクリームにまぜて使うのも良いでしょう。

実は蜂蜜には、ビタミン、アミノ酸、カリウム、ナトリウム、マグネシューム……etc、豊富な栄養素が含まれている上に、吸水性や保湿性がありますので潤い効果もバツグンなんです。
そのうえ、高い浸透性がありますのでお肌の内部にまで潤いを与えてくれるんですネ!

例えばお風呂に入った時も、「はちみつ石けん」というのもありますが、わざわざ買わなくてもボディーソープや、泡立てた石鹸に少量の蜂蜜を加えて使えばはちみつ石鹸と同じ効果が得られます。
当場の天然の蜂蜜を使えばきっと効果はそれ以上ですヨ!(笑)

またお風呂上りは、ハンドクリームに少量の蜂蜜を混ぜて使えば効果が倍増。更にみずみずしいお肌を手に入れることができるでしょう♪

そのほか、唇の乾燥にはリップクリームのかわりに蜂蜜をぬっても大きな効果が見込めますヨ。
そうすれば唇をなめたとき、蜂蜜の味がするなんて、なんてステキなことでしょう!(笑)

この冬は体に蜂蜜のコーティングをして、元気いっぱい
「いってらっしゃ~い!!」

 

「はちみつ入り」と書かれた商品の問題点 2012/11/26(月)

商品のラベルに「はちみつ入り」と書かれていれば、おそらくほとんどの皆さんは、
「ああ、この商品には蜂蜜が入っているんだ」
と思うことでしょう。

おそらくその認識は日本では間違いではありません。(笑)
“日本では”と言ったのは、本国においては「精製はちみつ」だろうと「加糖はちみつ」だろうと、「はちみつ」という表記をしていいことになっていますので間違いではないのです。

「はちみつ」と書いてあれば確かに健康に良さそうですし、美味しそうでもありますネ。
ただしその蜂蜜は、いわゆる天然の本物のはちみつではないことは認識しておいた方がいいと思います。

なぜなら通常食品に本物の蜂蜜を加えると、しばらく経つと澱(おり)が出てしまい、商品化するのがとても難しいからです。
ですので加工品には「精製はちみつ」を加えるのが常識なのです。

そうすることで確かに蜂蜜の味はしますが、残念なことに、本来の蜂蜜特有の成分などほとんどないといっても過言ではありません。

そこでご提案したいのが―――、

家に本物の蜂蜜を常備しておき、お店などで「はちみつ入り」と書かれた商品を買おうと思ったとき、ひと呼吸おいて考えて、はちみつ入りでない同じような商品を買って帰り、飲むときに常備している蜂蜜を加えて飲む―――

というやり方です。
いわばご家庭でできるはちみつ入り飲料です。

せっかく蜂蜜には高い栄養価があるわけですから、上手に摂取したいですネ。

 

蜂蜜は糖尿にいいの?悪いの?どっちなの? 2012/11/20(火)

ハチミツの主成分は糖質で、その割合は全体の約80%です。
いわば蜂蜜は糖分のかたまりともいえますネ。

そんなものが糖尿に良いはずがありません!と、普通は誰もが考えます。
ところがネットで調べてみますと意外や意外、「蜂蜜は血糖値を一定に保つ働きがあるから良いのだ」と言ってみたり、「蜂蜜は単糖だから体内に蓄積されない」とか、「インスリンを必要としない糖質だから血糖値は上がらない」とか、蜂蜜肯定派の多いことに驚かされます。

一方否定派は、糖尿で食べてはならない食品の中に蜂蜜を加えていたり、「蜂蜜を食べた後血糖値を測定すると値が上がる」というような記載も見られ、なるほどこちらの方が説得力があるようにも思われますが、結論としては賛否両論あって、これでは真実を知りたい者はどちらを信じていいのやらさっぱり分りません!(笑)

そもそも血糖値とは血液中のブドウ糖の量のことで、私達が主食としているご飯やパンなどの炭水化物の中にも多く含まれています。
炭水化物は体内に入ると消化、分解されて最終的にブドウ糖になって血液中に入りますが、その量を調整するホルモンが、膵臓から分泌されるインスリンです。

ところが高血糖状態が長く続くとインスリンが過剰分泌され、ブドウ糖はどんどん脂肪細胞に移されます。脂肪細胞自体は飢餓にそなえたエネルギー蓄積機関ですが、その中にインスリンの効きを妨害するホルモンがあり、高血糖状態が続くと、そのうちインスリンの効果がなくなり、最終的にはインスリンの分泌が激減してしまいます。
これがつまり糖尿病の状態で、血糖値を一定に保つことができなくなった状態です。

そこで最近注目されているのが低GI食品というものです。

「低GI」とは、同じカロリーでも血糖値が上がりやすい食品と上がりにくい食品があり、上がりにくい食品のことを言います。
これはインスリンの過剰な分泌が抑えられるので、太りにくくダイエットにも向いているとされます。

そして最近、某ミツバチ研究機関で面白い研究成果を発表しました。

本来ハチミツは高GI食品に分類されているのですが、アカシア蜂蜜に限り、低GI食品であることが示されたのです!
これはいったいどういうことでしょうか?

以前、このブログでも紹介しましたが、当場は経験的に、アカシア蜜は他の蜜種と比較して結晶しにくいということを知っていました。
これはアカシア蜜は果糖の割合がブドウ糖より多いためで、『蜂蜜の果糖は多いものほど良い』とは、アメリカの医学者エーミス氏の言葉でもあります。
なにやら果糖とブドウ糖の関係がGIにも影響しているように思われて仕方ありません。

ともあれ蜂蜜は糖尿にいいかという問題はまだまだ研究の途上にありますので断定的なことはいえません。
少なくとも砂糖より良いということと、栄養価が高いということは間違いありませんので、現時点では摂りすぎにさえ注意すれば問題ないと思います。

つまり糖尿の方はお医者さんの言うことに従っていれば、あまり神経質に考えなくてもいいということでしょう。

▽ローヤルゼリー
ローヤルゼリー

▽プロポリス
プロポリス

 

インドヒンズー教の結婚における蜂蜜 2012/11/14(水)

前回は東ヨーロッパにおける婚姻のしきたりをご紹介しましたが、今日はインドのヒンズー教における結婚と蜂蜜のお話です。

ヒンズー教の結婚式でも、蜂蜜は重要な意味を持っていたといいます。

新郎が花嫁にキスをすると、こう言います。
「これは蜂蜜です。
僕の言葉は蜂蜜です。
ミツバチが集める蜂蜜はいつも僕の口の中にあります。
そして、ここには平和が住むでしょう」
と。

なんとも歯の浮くようなセリフですが(笑)、その後、花嫁の額や口、まぶたや耳、更には身体にまで蜂蜜が塗られたのだそうです。

そうして新郎が花嫁の待つ新居に入った時、蜂蜜と、チーズやヨーグルトを与えられます。
そう、蜂蜜やチーズやヨーグルトなどの凝乳は、悪魔を追い払うアイテムだったのですネ。

このようにヒンズー教では、蜂蜜には悪気を防ぐ力があると信じられており、神聖な結婚式の場に蜂蜜が取り入れられていたというわけです。

ここは日本ですが、結婚式のお祝いに蜂蜜なんてオシャレだと思いません?(笑)

 

マラソンと蜂蜜~グリコーゲンの関係 2012/11/01(木)

最近はマラソンブームといわれていますが、給水に独自の蜂蜜ドリンクを作っている人も多いようですね。

蜂蜜は単糖のため、体内への吸収が非常に早く、マラソンなどのハードなスポーツにはもってこいというわけです!(笑)

体内に蓄えらた糖分のことをグリコーゲンといいますが、42.195kmを走るフルマラソンを完走するために必要なグリコーゲンの量は、およそ700g以上といわれています。

ところが、体内に備蓄可能なグリコーゲンの量は約500gと決まっており、距離でいえばスタートから約35kmがグリコーゲン切れの地点なのだそうで、これをマラソンをやる人たちの間では「35kmの壁」と呼ばれているそうです。

無理をしてそのまま走り続けると、脳が危険を感じて足を重くさせ、グリコーゲンの消費をやめさせようとします。
つまり、糖分を補給しなければフルマラソンは完走することができないという結論です。

では、完走に必要な蜂蜜の量とはいったいどれくらいでしょう?

体重60kgで毎時10kmペースで走った場合、消費されるグリコーゲンの量が約1,500kcalといいますから、そこに蜂蜜100gのカロリー294kcalを代入して計算してみましょう。

(1500÷294)×100=510.2(g)

当場のハチミツでいえば「アカシア蜂蜜ワンプッシュボトル【500g】」相当ですネ。(笑)

ちなみに筆者は高校時代、校内のマラソン大会に出て以来、懲りてマラソンは封印しました。(笑)

 

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