ミツバチと共に90年――

信州須坂 鈴木養蜂場

はちみつ家

Suzuki Bee Keeping

サイトマップ RSSフィード
〒382-0082 長野県須坂市大字須坂222-3

記事一覧

マラソンと蜂蜜~グリコーゲンの関係

最近はマラソンブームといわれていますが、給水に独自の蜂蜜ドリンクを作っている人も多いようですね。

蜂蜜は単糖のため、体内への吸収が非常に早く、マラソンなどのハードなスポーツにはもってこいというわけです!(笑)

体内に蓄えらた糖分のことをグリコーゲンといいますが、42.195kmを走るフルマラソンを完走するために必要なグリコーゲンの量は、およそ700g以上といわれています。

ところが、体内に備蓄可能なグリコーゲンの量は約500gと決まっており、距離でいえばスタートから約35kmがグリコーゲン切れの地点なのだそうで、これをマラソンをやる人たちの間では「35kmの壁」と呼ばれているそうです。

無理をしてそのまま走り続けると、脳が危険を感じて足を重くさせ、グリコーゲンの消費をやめさせようとします。
つまり、糖分を補給しなければフルマラソンは完走することができないという結論です。

では、完走に必要な蜂蜜の量とはいったいどれくらいでしょう?

体重60kgで毎時10kmペースで走った場合、消費されるグリコーゲンの量が約1,500kcalといいますから、そこに蜂蜜100gのカロリー294kcalを代入して計算してみましょう。

(1500÷294)×100=510.2(g)

当場のハチミツでいえば「アカシア蜂蜜ワンプッシュボトル【500g】」相当ですネ。(笑)

ちなみに筆者は高校時代、校内のマラソン大会に出て以来、懲りてマラソンは封印しました。(笑)

はちみつ家メニュー

Copyright (C) 2011- Suzuki Bee Keeping All Rights Reserved.