ミツバチと共に90年――

信州須坂 鈴木養蜂場

はちみつ家

Suzuki Bee Keeping

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はちぶんのブログ ※鈴木養蜂場で言う『蜂蜜』とはいわゆる『本物の蜂蜜』です。

プルーンに蜂蜜 2012/10/05(金)

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冷蔵庫をのぞいたらプルーンがあったので、今日はプルーンに蜂蜜をトッピングしてみました。

プルーンには、カルシウム、鉄、カリウムなどのミネラルや、ビタミンも豊富に含まれているので、健康にはずいぶんとイイはずです。(笑)

でもプルーン自体の味は、フルーツとしての主張がけっこう薄いので、そこにハチミツの甘さが加わるとどうなるでしょう?

食べてみますと……、

悪くはありませんが、絶品とまではいかないかもしれません。
でもプルーン単体で食べるよりは美味しいと思います。(笑)

興味のある方はぜひどうぞ。

 

北原白秋が訳した「まざあ・ぐうす」 2012/10/04(木)

マザー・グースは、イギリスのおとぎ話やナーサリー・ライムズと呼ばれる伝承童謡の総称ですが、そんな名もない英国の田舎の女性達が歌った詩の中に「A swarm of bees in May」というのがあります。

A swarm of bees in May(Mother Goose)

A swarm of bees in May
Is worth a load of hay;
A swarm of bees in June
Is worth a silver spoon;
A swarm of bees in July
Is not worth a fly.

直訳すれば「5月の蜜蜂の群」というタイトルで、内容は次の通りです。

5月の蜜蜂の群は
干草いっぱいの価値がある
6月の蜜蜂の群は
銀のスプーンの価値がある
7月の蜜蜂の群は
ハエほどの価値もない

なるほどミツバチたちが大活躍するのは5月から6月、春から初夏にかけての花盛りです。
イギリスの農家の女性たちは、そんなミツバチたちへ大きな期待を寄せていたのでしょう。
でも7月のミツバチは蝿ほどの価値もないとはちょっと言いすぎですネ。(笑)

この歌を北原白秋は「まざあ・ぐうす」で次のように訳しています。

五月のみつばち

五月のみつばちゃ、乾草(ほしくさ)一駄(いちだ)よ。
六月のみつばちゃ、銀のさじとおなじ価(ね)よ。
七月のみつばちゃ、はえの一匹にも、つっかわぬ。

なんか途端に日本の田舎農夫のおっさんがつぶやいているような歌になっちゃいますネ!(笑)
やっぱり蜜蜂って西洋が似合うのでしょうか―――?

いまは10月、そろそろ採蜜としては今年最後の蕎麦蜜の収穫がはじまる季節です。

 

ソースに蜂蜜 2012/10/03(水)

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市販のとんかつソースに蜂蜜をまぜてみました。

ソースの辛味にハチミツの甘さが絶妙にマッチして、こりゃ美味い!
やっぱりハチミツは、しょっぱいものや辛いものに非常によく合いますね。

ここに練り辛子をまぜたら、もうカツ丼にはたまりませんネ~。
考えただけで生唾が出てきました。(笑)

今晩はねりからしをまぜた蜂蜜ソースでカツ丼を食べよっと!
夜まで待ちきれん……。

 

スズメ蜂駆除。 2012/10/02(火)

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2F軒下にキイロスズメ蜂が営巣。
家主より駆除依頼。

1F軒先が出ていて2連ハシゴが設置できず建設用足場を設営。
足場材3段で巣を除去。

大きめの巣で直径40~50cm位ありました。
2ヶ所刺されたけど無事?仕事が終わった感。

 

クリームパンに蜂蜜 2012/10/02(火)

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クリームパンに蜂蜜をつけてみました。

半分に割って、隙間ができるので、そこにハチミツを流し込みました。
果たしてお味は……?

クリームの甘さにせっかくの蜂蜜の甘さが隠れてしまっている感じ?

これではクリームパンだけで食べた方がいいかも……。

やはり甘いものに蜂蜜はマッチングしないのかな?

 

「老いたる素戔嗚尊(芥川龍之介)」に出てくる蜜蜂 2012/10/01(月)

筆者は芥川龍之介が大好きで、学生の頃はよく彼の小説を読んだものです。
今日はその作品の中のひとつ「老いたる素戔嗚尊(スサノオノミコト)」に出てくるミツバチを紹介します。

素戔嗚尊(スサノオノミコト)といえば、日本神話の立役者ですね。
高天原(たかあまはら)で大暴れして天岩戸(あまのいわと)事件を引き起こしたり、高天原を追われて地上に降りたてば八俣大蛇(やまたのおろち)を退治したりと、その荒くれ振りは頼もしくもあります。

龍之介はそんな素戔嗚の老いた姿を描きました。

『彼には須世理姫(スセリヒメ)という美しい娘がおりました。

ところがある日突然、須世理姫が見慣れない若者を連れて来たのです。
その男の名を葦原醜男(アシハラシコオ)と言いました。

素戔嗚は大事な娘を素性も知れない男にとられてしまうのが癪にさわって仕方ありません。表向きは平静を装いながらも、あの手この手で彼の殺害を試みます。

その最初の手段が、ハチミツを採取するために飼っていた蜂室に、彼を押し込めてしまうことでした。
ところが須世理姫は、肩にかけた領巾(ひれ)を3度振れば、蜂が刺さないことをそっと葦原醜男に教えます。
翌日、何事もなかったかのような顔をして生きている葦原醜男を、今度はヘビを飼っている室に閉じ込めますが、それもまた失敗に終わり、殺害の手段はどんどんエスカレートしていきます。ところが素戔嗚は、結局、葦原醜男を殺すことができませんでした。

ある日、素戔嗚は夢を見ます。己の過去を振り返るような罪悪に満ちた荒涼とした夢でした。
そして鏡に映った自分の顔を見て驚きます。それは葦原醜男の顔だったのです。
目を覚ました時、そこには須世理姫も葦原醜男もいませんでした。

二人は舟に乗り、素戔嗚のもとを去ったのでした。
激怒した素戔嗚は嵐のように岸に立ち、海の方を見ると、二人の乗った舟が沖へ行くのが見えました。
素戔嗚はすかさず天の弓に天の矢をつがへて二人を狙いましたが、じりじりと弓を絞り切った次の瞬間、何を思ったか弓矢を捨てて突然大声で笑い出したのです。
「俺はお前たちを寿(ことほ)ぐぞ!」
と。そして、
「俺よりももっと強くなれ!俺よりももっと知恵をみがけ!俺よりももっと仕合せになれ!」
と叫ぶのです。
そのとき彼は、過去のどんな自分の栄光よりも、ずっと天上の神々に近い、悠々とした威厳に充ち満ちていた―――。』

というお話です。

父と娘、そして老いるということ―――、いろいろ考えさせられる物語ですヨ。
それにしても、神世の昔からミツバチが飼われていたという設定は面白いですネ!(笑)

 

auroraさんに作っていただけた「ハチミツ味噌ポテト」 2012/09/28(金)

先日当場のブログの蜂蜜味噌レシピで紹介させていただいた「ハチミツ味噌ポテト」―――。
さっそくauroraさんに作っていただけました♪

当方のプログの写真より美味しそうなのでご紹介させていただきます!

auroraさんの記事
http://ameblo.jp/aurorasalon8888/entry-11365421882.html

「ビール、ワインのおつまみにぴったりです」
と、ご満足いただけたようですネ!(笑)

auroraさん、ありがとうございました!

 

また、熊の攻撃。 2012/09/27(木)

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またまた、熊の襲来。
今回も1群だけが被害。
巣枠はめちゃくちゃで使い物にならず巣箱は何とか使えそう。

農家さんには被害はなく安心。

 

さきいかに蜂蜜トッピング 2012/09/27(木)

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お酒のおつまみの定番、さきいかにハチミツをトッピングしてみました。
ただしょっぱいだけのさきいかに蜂蜜はどうでしょうか?

これはなかなかいけるかもしれません。

口に入れてしばらく噛み砕いていると、塩辛さが蜂蜜の甘さで緩和され、とても食べやすくなった気がします。
でもその分、イカの旨味が若干消されているかもしれません。

「さきいかはしょっぱくて苦手だわ」という人にはいいかもしれませんが、そこまでして食べる必要もないですね。(笑)

 

ご飯にハチミツってどうよ? 2012/09/26(水)

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お米を炊く時、少量のはちみつを混ぜると美味しくなりますが、炊けたご飯に直接ハチミツをかけたらどうなるでしょう?

あまりに単純すぎて思いつかなったのですが、思い立ったら吉日でやってみました。(笑)
たくさんかけすぎると甘くなりすぎてしまうのは分りますので、少量かけて、かきまぜて食べてみました。

予想どおりというか、ハチミツ風味の甘いご飯になりました。(笑)

でもけっしてまずくはありませんヨ。

ここに醤油を垂らせばどうでしょう。

うん!あのハチミツ醤油の美味しい味です!
何か薄味の白身のお魚とか、焼いただけのお肉がおかずにほしくなりました。

でもおかずが何もない時は、これだけでもご飯が進むと思いますヨ。
興味がある方は挑戦してみてください。(笑)

 

冷凍庫でハチミツは凍るか? 2012/09/25(火)

ハチミツは結晶すると固型化しますが、その他の方法で固型にすることはできるのでしょうか?

単純に冷凍庫で冷やせば凍るのではないかと思います。

ところが答えはNOです。(笑)
若干固くはなりますが、傾ければ垂れる液状のままで凍ることはありません。

それでは蜂蜜を固型化することはできないのでしょうか?

世の中には蜂蜜飴やゼリー状の蜂蜜なども見かけますが、それらは製造過程で蜂蜜以外の材料を混ぜたり、あるいは熱を使って加工しますので、熱に弱い蜂蜜本来の成分が失われています。

蜂蜜を固型化するというのは、簡単なようでなかなか難しいことなのですネ。

 

エジプトの遺跡に描かれている養蜂 2012/09/24(月)

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エジプトのルクソールといえば、ツタンカーメンに象徴されるファラオの墓で有名です。
現在も数多くの遺跡が残っており、世界文化遺産に登録されている観光スポットでもありますネ。

そのルクソールの遺跡のひとつに「パバサの墓」があります。

今日ご紹介するのは、このパバサの墓にある養蜂の様子を描いた壁画です。

エジプト第26王朝といいますから紀元前664年~紀元前525年、今から2500年以上も昔の話です。
そして、このパバサという人は、ファラオ(古代エジプト王の総称)ではなく、古代エジプト王朝プサメティコス1世の時代に生きた貴族なんですネ。

貴族でありながら遺跡に残るような立派なお墓に葬られているとは、よほど尊敬されていたか、お金持ちだったんでしょう!(笑)

実はこのパバサ、太陽神アメンの妻の執事という称号を持った格式の高い家柄の人なんです。

それにしても、壁画には当時の彩色が残っていることに驚かされます。
描かれているのはどちらも男性のようですが、周囲にはたくさんの蜂がおり、特に上の方は大きな瓶に蜂蜜を注ぎ込んでいる様子が分ります。

円筒の容器は現代の養蜂箱でしょうか?
いずれにしても当時のエジプトの人達は、ミツバチの巣を集め、そこから採蜜をする方法を知っていたのですネ。

 

キューピッドは蜂蜜泥棒 2012/09/21(金)

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以前、ルーカス・クラナッハが描いた同じ題材の絵をご紹介しましたが、今日は別の画家が描いた「キューピッドは蜂蜜泥棒」を紹介したいと思います。

この絵を描いたのはルネサンス期に活躍したドイツのアルブレヒト・デューラーという画家(版画家)です。

父親が金細工職人ですのでその影響もあったのでしょうが、やがてアルブレヒト・デューラーは絵画や版画を学んで国内を遍歴し、イタリアのヴェネツィアへも2度の留学をします。

その際、イタリアルネサンス芸術に触れた彼は、作品の芸術性は勿論のこと、イタリアにおける芸術家に対する社会的地位の高さに驚きます。
当時ドイツでは、芸術家といっても一種の職人扱いだったのです。

ドイツ国内の芸術家の地位を高めようと決意した彼は、やがて版画をひとつの芸術ジャンルとして確立して数多くの作品を残し、一方では宮廷画家となって、ドイツ国内はもとより、その優れた作品で諸外国にまで名声を轟かすことになりました。

紹介した絵は1514年に描かれた神話を題材にした水彩画で、キューピッドがミツバチの巣を盗もうとして襲われ、思わず矢を落としてミツバチの群れから逃げようとしている場面です。
そこに母親のビーナスが駆けつけて何かを話していますネ。でもその顔はどことなく笑っているようにも見えます。

これはギリシャの詩人テオクリトスによって伝えられている寓話で、ビーナスは笑いながらこう言ったといいます。
「あなた、それはミツバチよ。とても小さいけど、痛い傷を加えることができるのよ」
と。

ミツバチは、天の使いであるキューピッドより強いのよという、ミツバチの神性を表しているのでしょうかネ?

ともあれアルブレヒト・デューラーは、ドイツ美術史上最大の画家とも評価されるようになったのでした。

 

なしに蜂蜜トッピング 2012/09/20(木)

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なしに蜂蜜をかけてみました。

シャキッとした歯ごたえに、したたるナシの水分がたまりませんが、そこにハチミツの甘さがまざり、今までに体験したことのない味です。

これは美味しいのか、そうでもないのか、しばらく判断しかねましたが、本当に美味しいものであれば、
「うまい!」
とすぐに思うはず……。

ということは、そうでもないということでしょうか?

でも不思議な味だと思いますヨ。

 

蜂蜜マーガリン 2012/09/19(水)

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今回のコレはおすすめです!

その名も「蜂蜜マーガリン」!
ただマーガリンに蜂蜜をまぜただけですが。(笑)

マーガリンやバターにお砂糖をまぜてトーストにぬって食べることがあると思いますが、お砂糖だとザラザラ感が残ってしまいますね。
でも蜂蜜ですとなめらかにまざり、味にも深みがでますネェ~。

パンにぬって食べましたが、お店に置いても恥ずかしくない美味しさです!

でもちょっとまて……。

考えてみたら、ホットケーキにもバターと蜂蜜をかけますね。
こりゃ二番煎じでした。

でも手軽にできますので皆さんもやってみてください。

 

ハチミツ味噌ポテト 2012/09/18(火)

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今日ははちみつ味噌とじゃがいもを使ったレシピをご紹介します♪

ハチミツ味噌ポテト

【材料:2~3人分】
じゃがいも:2個
はちみつ:大さじ1と1/2
味噌:大さじ1と1/2
サラダ油:適量

【作り方】
1.はちみつと味噌をまぜ、ペースト状のハチミツ味噌を作ります。
※少量の水を加えて流れるくらいの軟らかさにします。
2.じゃがいもを約1cm厚さの輪切りにし、フライパンでじゃがいもに浸るぐらいのサラダ油で揚げ焼きにします。
3.じゃがいもの両面がきつね色に焼きあがったら、余分な油を他の容器に移します。
4.フライパンにハチミツ味噌を加え、全体にからめながら焼き色がついたらできあがり。
じゃがいものホクホク感と、ハチミツ味噌の旨味がからみ合い、とても美味しくできました。

お子様にも喜ばれると思います。
ぜひやってみてネ!

 

巨峰にハチミツ♪ 2012/09/14(金)

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巨峰の収穫の季節になりました!

ここ長野県北信地方では巨峰の生産も盛んで、糖度がとても高いことでも有名なんですよ。
そこで今日は巨峰に蜂蜜をトッピングしてみます♪

皮をむいた巨峰にハチミツをたら~り……
「いっただっきま~す!!」

でも、思ったほどしっくりしない味で残念……。
まだまだ挑戦が必要ですネ。(笑)

話は変わりますが、ここ最近市場に出ている「ナガノパープル」という品種を知ってますか?

味は巨峰なのですが、種なしで皮まで食べられるんです!
皮をむく煩わしさがなくて、しかも、とても美味しいですよ。

なんか今日は「ナガノパープル」の宣伝になっちゃいましたネ。(笑)

 

アレクサンダー大王の話 2012/09/13(木)

ナポレオンが愛読したという「プルターク英雄伝」にも登場するアレクサンダー大王は、紀元前356~前323に活躍した古代マケドニアの英雄です。

彼は19歳で王位を継いでから、わずか10年の間にペルシャ帝国を征服し、更には東方遠征によってインドまで進み、歴史上類を見ない空前の大帝国を建設しました。
そして彼のおこしたヘレニズム文化は、やがて中国や日本にも影響をおよぼします。

そんなアレクサンダー大王が少年期に師事していたのが、あの哲学者のアリストテレスでした。
アリストテレスといえば、以前このブログでも紹介しましたが、ローヤルゼリーやハチミツの研究でも有名です。
幼きアレクサンダーも、アリストテレスから様々な蜜蜂の話を聞かされていたに違いありません。そして、師匠の忠告にはいつも忠実でした。

「アレキサンダー大王」をアラビア語では「イスカンダーリヤ」というそうで、彼はそれと同じ名前の国も作りました。
そう、松本零士氏のあの「宇宙戦艦ヤマト」が目指した目的地の名称はここからきているんですネ!(笑)
また、足の速い人を指す「韋駄天」という言葉も、実はこの言葉から生まれたのだそうです。

そんな絶大な勢力を誇ったアレキサンダー大王ですが、32歳のとき遠征先で病気にかかって亡くなります。
そして、その遺体が腐敗しないように使われたのがハチミツでした。

それは彼の遺言でもあり、彼はエジプトのミイラがハチミツによって腐敗しなかったという事実を知っていたのです。
そうして大王の遺体は、黄金の棺にハチミツ漬けにされて、アレキサンドリアまで運ばれたといいます。

現代のエンバーミングという技法がない紀元前の話です。

 

「蜂神社」なんてあるの? 2012/09/12(水)

岩手県紫波郡紫波町の陣ヶ岡という丘に、「蜂神社」という名前の神社があります。

この地は幾度となく合戦の場となっており、それが陣ヶ岡という地名の由来になっているそうです。
そして、この神社のある場所は、古くは蝦夷の集落だったそうですが、大和朝廷が日本を統治してからは、陸奥国の土着の豪族、安部氏が居城を構えていました。

前九年の役といいますから時は平安時代後期の話です。

安倍氏は朝廷への年貢を怠るようになり、独立勢力を形成するようになりました。
そこで朝廷は源頼義を陸奥守として送り込み、安部氏の勢力を抑え込もうとします。

ところが派遣された源頼義は、安倍貞任の軍勢にとても手こずりました。
おまけに当時、厨川柵と呼ばれた城を守る柵の周辺の藪にはたくさんの蜂の巣があり、兵士たちは刺されてほとほと困り果てていたのです。

その様子を見た頼義は、ある作戦を講じます。

夜になって蜂の巣を袋に取って集めたかと思うと、蜂を怒らせ、すかさず貞任の陣営に投げ込んだのです。
怒った蜂達は、一斉に貞任軍を襲いました。
それと同時に攻めかかった頼義軍は、見事勝利をおさめたのです。

貞任はさらし首となり、やがて首は京に送られました。
また、弟の宗任も捕えられ京に護送され、その後は周防に流されてついえたといいます。

蜂を使って勝利をおさめた頼義は、その蜂の死骸を集め、丁寧に葬ってこの「蜂神社」を建立したのでした。

ちなみにこの蜂はスズメバチではなくニホンミツバチのようで、蜂を祀った社は全国でもとても珍しいといいます。
でも、戦で蜂を使うなんて面白いですネ!

 

鶏肉のハチミツ味噌焼き 2012/09/11(火)

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今日は話題のハチミツ味噌で、鶏肉を使ったお料理レシピをご紹介します!

「鶏肉のハチミツ味噌焼き(二人分)」

【材料】
鶏もも肉:2枚
(ハチミツ味噌ペースト)
  味噌:大さじ3
  はちみつ:大さじ1.5
  酒:大さじ1
  ニンニク:1かけ
  生姜:1かけ
サラダ油:大さじ1/2
ねぎ:適量

【つくり方】
1.ボールに味噌、はちみつ、酒と、すりおろしたニンニクとショウガを入れて混ぜ合わせる。
2.鶏肉は半分に切り(1)に入れてしばらく漬け込む。(1時間くらい)
3.フライパンにサラダ油を熱し、弱火で(2)を焼く。
4.鶏肉に火が通ったら(1)の残りをぬり、グリルで味噌ペーストに薄く焦げ目がつくまで焼く。
5.皿に盛りつけ、切ったネギをのせて出来上がり。

ハチミツと味噌の相性がピッタリ!健康にもイイに決まってますネ!
鶏肉の美味しさと相まって、ウマウマの絶品に仕上がりました!

みなさんも作ってみてください!

 

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