ミツバチと共に90年――

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はちぶんのブログ ※鈴木養蜂場で言う『蜂蜜』とはいわゆる『本物の蜂蜜』です。

みつばち出てきそう!巣蜜(コムハニー)って何なのよ? 2015/12/21(月)

皆さんは“巣みつ”って聞いたことありますか?
別名“コムハニー”とも言われているものですが、一言で言ってしまえばミツバチの巣です。(笑)
つまり蜂蜜を搾る直前の、蜜がたっぷり詰まっている状態の巣を、そのまま商品にしてしまったものです。
言い方を変えれば「まるごと食べる蜂蜜」なのだ!

ファイル 721-1.jpg

「そんなもん、食べれるんか!」

と苦情が出そうですが、巣自体は天然物の蜜ろうですので食べてもなんら問題ありませんし、食感のことだけいえば何やら薄いチョコレートを食べるようでもあるし、口の中に残って多少の違和感があることを除けば、けっしてまずいというものではありません。

食べ方としては、そのままスプーンですくって食べるか、プレーンヨーグルトやトースト、クラッカーやプレーンラスクなどにディップしたり、あるいは温かいお飲物入れてお召し上がりいただけます。

もともと蜂蜜は西洋では結婚とかのお祝いごとと深く結びついていたりしますので、パーティとかお誕生会などの華やかな席にこれを出せば盛り上がる事うけあいです!

また、ミツバチの巣の6角形はハニカム構造と言われ、建築技術や航空技術、あるいは宇宙開発にも応用されていますので、実物を見ながらお父さんが子どもに語って聞かせれば、自由研究にも最適ですヨ!(笑)

どうやって食べるの?

普通のはちみつを食べ慣れている方は少し違和感があるかも知れませんが、口に入れてかみ砕くと柔らかい細かなガム状のものが歯にこびりつきます。
それが蜜蝋です。

60℃くらいのお湯でかんたんに溶けますので、温かい飲み物に入れればぜんぜん苦になりません。

フランス菓子の中には、この蜜蝋をとかして菓子の表面に薄くぬり、食感を楽しみながら食べるものもあります。
何かに乗せて食べる場合には、サクサク感のあるスイーツなどが向いているかも知れません。

当場でご紹介している巣蜜レシピを参考にしてみてくださいネ!

◆コムハニー(巣蜜)・ティークラッカー

蜜蝋でろうそくづくり

蜜蝋だけを取り出す方法を教えちゃいますよ!(笑)
それができれば自家製のローソクができますのでお子様の自由工作にも使えるかも。

1.入れ物の中の巣蜜(コムハニー)をぐちゃぐちゃに砕き、蜂蜜を取り出します。
  ※入れ物を傾け、すべての蜂蜜がしたたり落ちるまで待ちます。
2.入れ物に残っているカスが蜜蝋ですので、好きな形の入れ物に移し、中央にローソクの芯を立てて入れます。
  ※ローソクの芯はティッシュをよじったものでかまいません。
3.蜜蝋の入った入れ物を湯銭し、蜜蝋がとけたら完了です。
4.あとは冷めるのを待って、入れ物から取り出しましょう。
  ※1つのコムハニーから、ペットボトルのフタくらいの蜜蝋が取れますヨ!

ファイル 721-2.jpg

今にもミツバチが飛び出してきそうな巣蜜(コムハニー)、皆さんも一度試してみてはいかが?

 

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