深刻な蜜源不足を受けて、みつばち応援プロジェクトと銘打ってレンゲ畑を復活させるプロジェクト。
華々しい成果はあがらないものの、年々少しずつではありますが成果が見えてきています。
そして来年は、レンゲの他にクローバーにも挑戦しようと動き出しました。
というのも季節は5月、クローバーはレンゲが咲き終わった頃にちょうど花を咲かせるので転地の手間が省け、タイミングよく採蜜できるのです。
しかも種を蒔きっぱなしでも確実に芽が出て、レンゲよりもずっと育てやすい。
覆土する必要もありません。
しかも“グランドカバー”といって、群生した一帯は雑草が生えないので管理もしやすいといいます。
いいこと尽くめじゃないか(笑)
別名“シロツメクサ”とも呼ばれ、5月の中頃から白い花を咲かせます。
昔はどこにでもあって、首飾りを作ったり、四つ葉のクローバーを見つけて遊んだものですね。
はちぶんは最高八つ葉のクローバーを見つけたことがありますよ♪
あの光景はいったいどこへいってしまったのでしょうか?
鈴木養蜂場がその復活に挑戦します。
蒔く種はニュージーランド産シロクローバのグラスランズフィアという品種です。
種の大きさは1ミリにも満たないとても小さな粒です。
この種から蜜が採れると思うとなんだか不思議です。
クローバーから採取される蜂蜜は、味が濃厚で甘さに深みがあります。
結晶しやすいのが珠に傷ですが、海外ではポピュラーな蜂蜜です。
カナダ産のクローバー蜜は扱っていますが、これが成功すれば国産クローバー蜂蜜として販売できますね!
いまからとても楽しみです!