ミツバチと共に90年――

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はちぶんのブログ ※鈴木養蜂場で言う『蜂蜜』とはいわゆる『本物の蜂蜜』です。

採蜜作業現場にお邪魔してきました!パート3【みつばちの生態編】 2021/05/17(月)

こんにちは!ゆーきです!



今日はみつばちの生態について書いていこうと思います!



巣箱一つ一つが一つのコロニー、家族だそうです。

巣箱には女王バチは1匹だけ!(新しい女王が誕生している場合もありますが)

それから雄バチが全体の1~2割。

残りの働きバチはすべてメスです。



働きバチは卵を産み付けられて約30日で成虫になります。

成虫になってすぐは巣の中で掃除や子育てを担い、

羽化して約20日すぎると外に出て蜜を集めてくるようになります。

そして羽化から30日~40日でその一生を終えるそうです。

ファイル 1002-1.jpg

みつばちの幼虫。

丸々太っています!

人間で例えたら4か月の赤ちゃんでしょうか。笑

大事に育てられているんですね。

一生懸命に子育て中の働きバチ。

ファイル 1002-2.jpg

みつばちの巣には門番がいて

他の箱のミツバチが入ってこないように入り口で見張っているそうです。

たまたま見たら、他のコロニーのミツバチだったのでしょうか?

抑え込まれているミツバチがいました。(赤〇部)

はたから見ればどれも同じミツバチに見えるのですがミツバチ同士では違いが判るのですね。

すごいーっ!!



みつばちは巣から半径3キロを飛び回り蜜を集めてくるそうです。

この小さな体で3キロもの道のりを飛ぶとはっ!

なんと力強いっ!!

ファイル 1002-3.jpg

各写真中央の他よりは少し大きめでお尻が丸いのが雄バチでです。

左側のは黒っぽい個体ですね!

雄バチの周りにはメスの働きバチが沢山いてハーレムと思いきや

産卵できるのは女王バチだけなので女王バチの逆ハーレムですねっ!!笑

雄バチは働くわけでもなく、うろうろとのんきに過ごしているようですが、

冬になり餌が少なくなると餌をもらえず外に追い出されて死んでしまうそう…。

雄の唯一の仕事は女王バチとの交尾ですが、交尾できるのはその中でも1匹だけだそうです。

雄の生存競争激しいっ!


立派な王台を見ることが出来ました!

ファイル 1002-4.jpg

この中で新しい女王バチが生まれるのですねっ!!

しかし…採蜜で遠心分離器にかけられるのに大丈夫なのかな…?



スタッフの皆様が沢山の巣板を見て女王バチを探してくれたのですがなかなか見つからず

今回はあきらめて帰ろうと思い面布もはちぶんさんに返却して

帰ろうと思ったら遠くからけんちゃん社長が手招きするので行ってみたら出ました!

女王バチっ!!

ファイル 1002-5.jpg

中央のお尻の長い女王バチが最後の最後にお目見えくださいました!

他のみつばちと全然違うっ!!

さすがは女王バチというべきお姿ですっ!!



「おーい!さされるぞーっ!」

と言われてから素面で向かっていた事に気付きましたっ!

みつばちのみんな!刺さないでくれてありがとうーっ!



さてさて、さらに次回【みつばちの巣編】を書いていきます。

もう少しお付き合いくださいませ!

 

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