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 我が家では以前より蜂蜜を1日に数回摂っている。
 最初は蜂蜜を料理に使ったりしている程度だったが、夏場にはシークワーサー水に混ぜて飲むことで、夏バテ防止に一役買うことが分かり、冬場には生姜湯などにも混ぜるようになった。
 今は朝食のフルーツにヨーグルトとはちみつをたっぷり掛けて食べるし、紅茶やコーヒーにも入れる。夜寝る前にはスプーン一杯の蜂蜜を舐めるのが定番だ。
 長年に亘り蜂蜜を摂っているうちに「もしかしてこれは免疫力維持に効果あり?」ということに気付いたことから「しんどい時には蜂蜜を!」という習慣が定着した。
 今年89歳になる母は食も細くなり、以前にも増してバテやすくなった。殊に朝の起き抜け時には「寒い~~!!」を連呼し、ひどい時にはガタガタ震える始末だ。
 それは、食が細いために起きるエネルギー不足が原因だ。食事の量が減れば体力維持が出来ず、就寝中にエネルギー切れとなり、体温も下がる。
 そんな時、大匙いっぱいに盛った蜂蜜を舐めさせる。その後、白湯を飲ませると落ち着く。体の震えも止まるし、蜂蜜のエネルギーが瞬く間に体に浸透していくことから、魔法のように体温が上がるのだ。
 母にとっては何よりの特効薬でありエネルギー源となっている。

 

(完)

 

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