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数多いマヌカハニーの規格

渡辺 碧水

 

 新聞にマヌカ蜂蜜(マヌカハニー)の広告が載った。何気なく読んでいたのだが、驚くべきその健康パワーは「メチルグリオキサール(МG)」という強力な有効成分を普通の蜂蜜より群を抜いて多く含んでいる、とあった。
 私は、ふと不安を感じた。「何だそんなことか」と笑われそうだが、不安の元は記号の「МG」だった。「マヌカハニーの効力」について投稿をしたばかりで、有効成分の「メチルグリオキサール」の記号を「МGO」と書いた。
 書き間違えたと思い、あわてて調べてみた。結果は「МGO」でよく、ほっとした。
 とすると、「МG」の方が間違っているのかと、今度は疑問に変わった。
 調べ直してみると、マヌカハニーの抗菌作用を示す規格(格付け)表示には、「МG」もあるし、「МGS」もあった。
 それどころか、元祖のブランドマークは「UMF」だという。ほかにもまだあるそうだ。頭の中は混乱してしまう。
 強い殺菌や抗菌などの作用を持つと人気が高まる中で、別 々の表示を用いて、それぞれの団体や企業が「独自の格付けを公正に行っている」と、その権威を主張していることが背景にあるらしい。
 こうした混乱の下では、その希少性から高値で取引されるため、混乱に乗じて模倣品や混ぜ物をした粗悪品が世界中で出回ることになる。
 となると、購入時にボトルの表示で選ぶ際には、信頼できる規格表示のものによることが大切である。
 ちなみに、いくつかの比較解説によると、重視する観点にもよるが、最も信頼でき安心できる規格は「UMF」で、次は同等の「МGO」「МG」、と言えるそうだ。
 実は、二〇一〇年成立の「МGS」は、日本ではまだ馴染みが薄い最新の規格で、現段階で最も厳格なことから、高品質を保証するものとされている。
 「МGS」には、偽物や低品質の商品を市場からなくし、ブランドにこだわらず、高品質のマヌカハニーを流通させたいというピーター ・モラン博士(UMFの生みの親)の熱意が込められているそうだ。

 

(完)

 

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