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蜂蜜エッセイ応募作品

父と蜂蜜

大石美幸

 

 蜂蜜といえば、20代の頃に両親と行ったイタリア旅行を思い出す。イタリアに向かう飛行機の中は、冬の季節もあって乾燥していて、鼻炎がひどい父は喉の調子が悪かった。機内食の時間になりウキウキな自分、パンに付けるジャムが青いパッケージの小さい瓶入りで、瓶ごと貰えるのも更にウキウキした。そのジャムの中に蜂蜜があり「へー、パンに蜂蜜つけて食べるのか!~」と思ってたら父がその瓶入り蜂蜜も選んだ。パンに塗るのかと思ってたら、食後にスプーンですくった蜂蜜をゆっくりスプーンの先だけ口に入れている。母が「蜂蜜はのどにいいからね」と言ってたけど、片手に蜂蜜の瓶を持ちスプーンの先を口に含ませ微動だにしない父の姿が何故か印象的で記憶に残ってる。ちなみにイタリア旅行中でもホテルでもベッドに座って蜂蜜を舐めていた。その旅行から十年は経ち、自分も影響されたのか、喉の調子が悪い時は瓶の蜂ではないが、蜂蜜入り飴を舐めている。

 

(完)

 

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