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蜂蜜エッセイ応募作品

お母さんのはちみつ

有利

 

 寒い。こんな日はお母さんが作ってくれていたはちみつ入りの湯が飲みたいな。
 寒い晩、疲れた時、風邪を引いた時、受験勉強で大変な時、よくお母さんが作ってくれた。あったかいお湯に、はちみつを垂らすだけなのだけれど、ほんのり甘くて、美味しかった。
 今は大人になって、上京して、誰も私にはちみつドリンク作ってくれる人はいない。自分で作ってみても、美味しいけれどなんだかなあ、となるのだ。材料も作り方も一緒なのにね。どうしてもあのほのかな甘みと、心まで温まるようにならない。
 仕事の後、ストレスがたまった時、ハフハフして、飲みたいよ。
 今年私は長年付き合っていた彼と、結婚した。今は一緒に、はちみつドリンクを飲んでくれる彼がいる。この先、私たちに子供ができたら、お母さんのようにはちみつドリンクを作ってあげよう。心まで温かくなるドリンクを。お母さんのように愛情をドリンクにたっぷり注ごう。そしてその子が大きくなった時、また子供にはちみつドリンクを作ってあげたい、というようになれたらいいな。

 

(完)

 

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