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ミツバチと共に90年――

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蜂蜜エッセイ応募作品

はちみつマーガリントースト

佳代

 

 ああ、また昼に起きてしまった。休日はいつもこうなる。まだ完全には開いていない目を擦りながらトースターに食パンをセットする。僕は朝パン派だ。たとえ昼に起きたとしても、目覚めた直後は必ずはちみつマーガリントーストを食べる。今日も甘いなあ。でも美味いなあ。とブツブツ言いながら食べる。食後はソファに座って外をぼーっと眺めながら、マヌカハニーの飴を口に入れた。僕の好きなアーティストは、マヌカハニーとプロポリスでつよくなるそうだ。僕も少しつよくなったような気持ちでソファの上に立ってみた。予想していたよりも気分が上がった。ソファの上から軽快に飛び降りて、まるでハチにでもなったようだ、とよく分からないことを割と大きめの声で言った。この声はきっとミツバチにも聞こえている。ミツバチが絶滅すると人間も死ぬ、みたいな話を聞いたことがある。本当かどうかは知らないが、はちみつマーガリントーストを食べることができなくなるなら僕も死んでしまうであろう。はちみつが世界から滅びることになったとき、地球で1番泣くのは僕だ。はちみつ好きで有名なあの黄色いクマよりも泣くに違いない。ちなみに僕は、ちっとも太っていないにもかかわらず、その黄色いクマの名前がニックネームだ。

 

(完)

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