小道 けいな
蜂蜜といえば、スーパーなどで買っている蜂蜜だった。十分おいしいけれども、特定の花の蜜という事はなかった。
それでもレンゲは知っていた気がする。
ただの商品名だとか思っていたのかもしれない。
あるとき、蜂蜜屋があることを知った。そこで、植物によって蜜の味が違うと記載があって驚く。
クローバー、ひまわり、菩提樹、ソバなど名前は知っていても、蜂蜜が想像つかない。そもそも、ソバなんてツルツルと食べるものだし、蜜?
スーパーでも花限定のものはあると最近知った。蜂蜜の世界は広がっていたのか、私の視野が狭かったのかどっちかな?
クローバー、ひまわり、ソバなど食べる機会があった。
味が違う。独特の風味があって私には食べづらいと思うものもあった。
ハチが集めてくるとは言え、養蜂家の人も注意して集めるわけだから手間何だろうなと思う。
それに、色も違う。花の種類だけでなく、同じ種類の蜂蜜でも、取れた時期などでも違う。
自然なモノだから当たり前。
その当たり前を気づけていなかった。
何の花かわからない蜂蜜でも、その味を作るのに色 々手間はあるだろうし、実は同じメーカーでもロットによって若干違うのかもしれないと感じた。
便利な世の中である。その中で自然のモノというのを知らなかっただけである。
餅は餅屋というように、専門店で品物を見てみることは必要かもしれない。むろん、そこで買って食べてみることも大切だね。
(完)
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