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蜂蜜エッセイ応募作品

蜜蜂不足の国家的認識と対策(一)

渡辺 碧水

 

 前に、蜜蜂不足でハウス栽培のイチゴ生産が危機的状況に陥っている話題を紹介した。
 日本では、今や蜜蜂は、花蜜を集め、蜂蜜を作る蜜蜂本来の働きの他に、授粉という農作業に欠かせない担い手になっている。
 イチゴをはじめ、メロンやスイカなど多くの農作物の安定的生産のため、ハウス栽培農家は近年、毎年必ず蜜蜂を導入して果物や野菜の授粉を成就させてきた。
 当たり前のように導入してきた蜜蜂が活用できないとなると、多くの農産物は生産できなくなる。何と総額七千億円以上もの市場に影響が出てしまうという。
 「イチゴ栽培農家が困る」などと、他人ごとのようなことを言ってはおれない。みんなが大好きな美味しいイチゴなどの果物が食卓から消え、食べられなくなってしまうのだ。
 ぜいたくのようだが、悔しい、悲しい話ではないか。
 こうしてみると、改めて蜜蜂は極めて重要かつ貴重な存在である。その蜜蜂の数が需要に応えられず、慢性的に不足する見通しだというから、国民の食生活においても深刻な事態だといえよう。
 不測(?)の事態には救世主が現れる。その主は想定外のハエだった。視聴したテレビニュースでは、蜜蜂の働きを代替し補完するものとしてハエの活用が実際に増えているという。
 先の世界大戦中の日常生活でハエの大量発生で悩まされたことのある老齢世代にとっては、苦笑いというところだが、それだけに意外で興味津津の話だ。その実態を探ってみたい。
 だが、その前に確認しておかなければならないことがある。大げさな言い方になるが、これまで日本国全体として、政府として、この問題をどう認識し、どんな対策を講じてきたかということである。
 探究好きの私は、毎度のごとく、その概略だけでも、資料を探し求め、それから実情を明らかにしてみたいと思う。
 【蜜蜂不足の国家的認識と対策(二)へ続く】

 

(完)

 

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