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ミツバチと共に90年――

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土産話

のの

 

 「マヌカハニーは絶対買ってくるね!」と一言残して自宅を後にした高校2年生の妹。高校の語学研修でオーストラリアに2週間向かったのだ。母がお土産にはマヌカハニーが欲しいと伝えたことがきっかけで、妹が出発する前から語学研修から帰ってくるときの荷物の中身に「マヌカハニー」が入っていることが決定した。もちろん、マヌカハニーは日本でも販売している。だが、高い。日本より現地の方が安く買えることから、「お土産に。」という話になった。味を知らない私と母は、語学研修のスケジュールとともにマヌカハニーの味を想像しながら2週間、日本で過ごした。そして妹の帰国の日、母と車で成田空港まで迎えに行った。再会するなり、妹は学んだことや楽しかったことなど経験を沢山聞かせてくれた。そしてお土産の話になり、「あ!マヌカハニー買えたよ!」と妹がはちみつを取り出した。私と母は「おお!すごい!ちゃんと買えたのね!」と喜び、他にも沢山のお土産や思い出を妹から聞いた。そして、家に到着。荷物を整理する中ではちみつが登場。どれどれ、と母がはちみつをよく見て言った。「これマヌカハニーじゃなくない?」親元を離れて海外へ飛び、家族が喜ぶと思って買ってきてくれたはちみつはマヌカハニーではなかったのだ。妹は驚き、私と母は盛大に笑った。妹は今、大学で留学が出来るよう志高く受験に挑もうとしている。私は今でも日本のスーパーでマヌカハニーを見るとこのエピソードを思い出す。妹の初の海外、最高の土産話となった。

 

(完)

 

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