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ミツバチと共に90年――

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蜂蜜エッセイ応募作品

嗚呼、まぬかはにゐ

ひな

 

 〈マヌカハニー〉というハイカラでエキゾチックな感じのする響きが私は好きだ。普通の蜂蜜よりもかなり高価なのも、そのムードを高めている気がする。私も所属する演劇部の部員に1つもらって口に入れたとき、それはそれはもう恐ろしいほどに濃厚な蜂蜜が私の口の中を一瞬にして支配し、以来ドはまりしている。しかし、高価なものだから当然気軽に友達にあげるわけにはいかない。JKのお菓子に対す情熱を侮ってはいけない。周りにいるのは友達2、3人だし良いかと思い取り出して食べようとしようものなら、瞬時にどこからともなく現れた大量のJKたちに周りを取り囲まれ、細い腕、白い腕が私のマヌカハニーキャンディーに伸ばされるのだ。そんなことになっては一瞬で私の“高級マヌカハニー味わい至福のタイム”がパーになる。お菓子が欲しい気持ちは分かるが、実は私がひそかに物凄く味わって舐めているマヌカハニーキャンディーをやすやすと食べられては困る。何度も言うが高価なのだ。だから隠れてひっそりと食べるのだが、そのおかげで演劇部員以外にこのおいしさが広まることはなく、それもそれでなんだが寂しいなぁと感じるこの頃である。

 

(完)

 

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