ひろっぴん
朝は忙しい、こともない。子どもたちはすでに独立し、旦那はとは朝の時間帯が違うので自分一人の支度をすればいい。後30分早く起きればゆっくり朝食をとることができる。そんなことはわかっている。後10分、後5分を繰り返し、結局ぎりぎりになって起きる。そして、朝の限られた時間の中で最大限の努力をする。食パンはイギリスパンに限る。グリルを予熱しておく。パンに軽く切り込みを入れ、グリルで3分。ミルクをレンジで温める。その間に、昨夜の残り物のみを小さめのお弁当箱に詰める。今の時期なら、みかんとか気をそのままランチバッグに入れる。そうこうするうちにミルクが温まる。インスタントコーヒーを入れて混ぜておく。パンが焼ける。四角く切ったバターを2かけ乗せて余熱で溶かす。バターを全体にに伸ばし、ティースプーン1杯のはちみつをたらりとかける。トースト、バター、はちみつこの黄金の三重奏がしばし至福の世界に私を誘う。サクッ、とろっと甘美なうま味に酔いしれる ・ ・ ・たった5分で現実世界に引き戻されるが、この時間があればこそ、毎日を元気に過ごすことができる。ティースプーン1杯がミツバチが一生かけて作るはちみつの量だという。そのことを念頭に置いて、大事にこれからも毎朝美味しいはちみつを食べて元気でいたいと思っている。
(完)
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