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蜂蜜エッセイ応募作品

蜂蜜の可能性

れあ

 

 「あなたが一番好きな料理を書きなさい」。
 中学の時、家庭科の授業でこんな課題が出された。私は「バター」と書いて親にこっぴどく叱られた。正確には私は「バターの乗ったホットケーキ」が好きだったのだが、「バター」としか書かなかったから誰にも伝わらなかった。
 ホットケーキは母がよくおやつに焼いてくれた。少し濃いきつね色になったホットケーキにバターを置いて、じわじわと溶かして食べるのがとても美味しく、私は長い間、これ以上の食べ方はないと思っていた。
 その後、私が進学した大学の近くにはお洒落なカフェがあった。あまりにもお洒落すぎて全然足が向かなかったのだが、ある日友達に誘われて入ってみることになった。そこで食べたホットケーキにはバターのほかに蜂蜜が塗られていて、私は衝撃を受けた。
 ホットケーキの厚めの生地に甘い蜂蜜が染み込んで、とんでもなく美味しかった。
 「ホットケーキって.....蜂蜜塗ったらめちゃくちゃ美味しいな」
 思わず友達にそう言うと、「え?むしろ今までどうやってホットケーキ食べてたん?」と真顔で聞かれた。
 蜂蜜は料理の美味しさを底上げする。さらに紅茶などに入れてもおいしい。まさに魔法の食材である。
 今年の母の誕生日には、蜂蜜が活用された入浴剤を贈った。可愛らしいクマちゃんのポーチ付きである。
 蜂蜜には高い保湿効果があるらしい。母は人一倍美容に関心があるから、とても喜んでくれた。
 蜂蜜にはいろんな可能性がある。人生を豊かにする可能性だ。だからこそ長年にわたり、人 々に愛されてきたのだろう。
 私はこれからもそんな蜂蜜を愛し、さまざまなことに使ってみたい。蜂蜜に眠る可能性を掘り出しながら、蜂蜜ライフを楽しみたいと思うのである。

 

(完)

 

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