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蜂蜜エッセイ応募作品

蜂蜜による口内炎ケア(後)

渡辺 碧水

 

 【蜂蜜による口内炎ケア(前)から続く】
 しかし、考慮すべきこともあるようだ。
 第一に、口内炎と言っても、原因は、口の中だけにできる口内細菌、全身の病気、皮膚の病気などといろいろで、蜂蜜効果が期待できるとしても一様に効き、必ず全治に至るわけではない。
 第二に、市販蜂蜜には成分や純度の違うものがあまりにも多く、蜂蜜なら何でも効くという確信は危険である。市販の蜂蜜には水飴が加えられているなど純度が低いものも多く、糖分が細菌を繁殖させてしまう場合、逆効果になるのだそうだ。症状が悪化する場合は、純正蜂蜜ではなく、蜂蜜に加えられた他の物質が原因だと考えられる。一方、高い抗菌性を持つマヌカハニーは口内炎への抗炎症作用があり、治療改善に効果的である。
 実際に一~三日で口内炎が治ったという治癒報告があるのだから、一度試してみる価値はあろう。蜂蜜を塗って様子を見るのは三日間程度。効果が見られない場合は、やはり専門的治療を受けに病院へ行こう。
 蜂蜜を口内炎に塗る手順も書いておく。治療用蜂蜜には、天然で非加熱のものかマヌカハニーを使う。一日数回、食後と就寝前などに行う。
 まず、歯磨きやうがいをして口内を清潔にする。しっかりと歯磨きをした後に塗る。常に口内を清潔にして治療 ・予防の効果を高める。
 次に、衛生的に塗れて、蜂蜜をたっぷり染み込ませ、満遍なく塗るのに適した「綿棒」を使って、患部に蜂蜜を塗る。脱脂綿を使う手もある。
 指で直接に蜂蜜を患部に塗るのは好ましくないが、やむをえない場合は、清潔にするために必ず手洗いや消毒を事前に行う。
 マヌカハニーを使う場合には、木製や陶器製のスプーンで。金属製は抗菌作用を弱めるおそれがある。
 患部に蜂蜜を塗り、痛みを伴う場合には、ぬるま湯や水で蜂蜜を薄めて、うがいをするのでも効果はある。
 蜂蜜は酸性なので、塗ると患部に痛みを感じる。殺菌効果が働いている証拠であり、塗り続けているうちに、痛みは次第に和らぐ。だが、蜂蜜が染みて激痛が走る場合がある。医師は「これは粘膜が『やめてくれ』と言っているサイン。刺激の強い対策はやめたほうがよい」と忠告する。
 「もりあいわ」さんの「口福は幸福なのだ」に賛同する。

 

(完)

 

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