はちみつ家 > 蜂蜜エッセイ

ミツバチと共に90年――

信州須坂 鈴木養蜂場

はちみつ家

Suzuki Bee Keeping

サイトマップ RSSフィード
〒382-0082 長野県須坂市大字須坂222-3

 

蜂蜜エッセイ応募作品

はちみつスプーン

関 奈那子

 

 私は、ハチミツが大好きで、飲みものに入れたり、パンに塗ったりして楽しんでいる。
 最近、はちみつスプーンというものを手に入れた。栗の木からできており、持ち手が長くて丸いスプーンだ。購入のきっかけは、ハチミツに使うスプーンは金属よりも木のスプーンが良いと知ったからだ。ハチミツは金属に触れると化学反応を起こして、風味が変わってしまうらしい。スプーンでそんなに違うものだろうか。私は試してみたくなり、木のスプーンを探していた。
 何軒か雑貨屋さんを探し歩き、ついに見つけた。それが今回購入した、はちみつスプーンだ。栗の木からできていて、持ってみるととても軽い。コロンとした見た目や、はちみつスプーンというネーミングにも惹かれて即購入を決めた。それまで100円ショップのスプーンで済ませていた私にとっては少し勇気のいる買い物だったが、これもハチミツを美味しく食べるため、自分への投資だということにした。
 私は家に帰ってすぐに、はちみつスプーンを使ってハチミツをすくってみた。持ち手が長いのでとても使いやすい。それまで使っていた金属スプーンだとハチミツが手についてしまったが、このスプーンならハチミツが少なくなってきてもストレスなくすくえるだろう。さすがハチミツのためのスプーン。すくったハチミツを食べてみると、金気臭さがないことに気がついた。そして金属スプーンより舌触りがとっても滑らかだった。スプーンをずっと口に入れていたいと思ったほどである。
 なにより、気に入ったスプーンで食べるハチミツはいつもより美味しく感じた。これはハチミツのために作られたスプーンなのだと思うと、なんだか優雅な気持ちになった。
 はちみつスプーンを手に入れた私は、これからハチミツを食べるたびに優雅な気持ちを味わえる。そう思ったら嬉しくなった。これから大切に使っていきたい。

 

(完)

 

蜂蜜エッセイ一覧 =>

 

蜂蜜エッセイ

応募要項 =>

 

はちみつ家メニュー

Copyright (C) 2011-2020 Suzuki Bee Keeping All Rights Reserved.