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ミツバチと共に90年――

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蜂蜜エッセイ応募作品

はち末広がる

まりあん

 

 豪雪地帯の湯治宿に嫁ぎ、今は細 々と温泉入浴客だけを受け入れています。
 赤字分は老父母の年金で補い、栄養は常連さんの差し入れで補っています。
 何しろ客のほとんどが農家、鉄砲ぶち(マタギ)もいるので、野菜やジビエの恩恵を受けているのです。
 中でも、養蜂家の小川さんの百花蜜は最高で、果樹農家さんからもらったリンゴを煮たり、豆を煮たりと、砂糖代わりに重宝しています。
 どこの花を食べたかわかる蜂の蜜は安心安全希少貴重な贈り物。猛威を振るうインフルエンザにも罹患しないのは、百花蜜のお陰だと信じています。
 九州の加藤さん、長野の伊藤さん、蜂と供に北上してくる養蜂家さんの来館も楽しみです。
 「日本ミツバチからね、少しだけ譲ってくださいって分けてもらうの。謙虚さが大切なんだわ、人生と同じ」
 「西洋ミツバチにだって感謝してる。全部横取りするわけやない」
 時に日本対西洋でバトルが始まることもありますが、どちらも蜂と友達なのは同じです。最後は仲良く温泉で温まって「じゃ、また来年」
 私はと言えば、今年も美味しい蜂蜜が届けば満足。十分すぎる湯守り嫁です。

 

(完)

 

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