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蜂蜜エッセイ応募作品

ローヤルゼリーの愛飲者

渡辺 碧水

 

 ローヤルゼリーの愛飲女性を知っている。約四十年も愛用し続けているので、熱烈なファンとも、熱心な推奨者とも言える。
 愛してやまないことは、その言動に表れる。疲れている人に出会うと、「元気を取り戻せるから、これを飲んでみて!」と常時携帯している顆粒スティックのローヤルゼリーを二、三本プレゼントする。お奨めの気配りである。
 特有成分や効能は説かない。実は本人も詳しくない。論より証拠、効いて元気になることが一番の説明だ、と明快。効果の基を知りたいのなら、能書きは自分で確認して、と言う。
 後期高齢者宅への訪問時には、お土産として一箱持参する。効き目を感じる人が多いのか、フォロワーができて、購入手配をよく頼まれる。まとまった数量になると、割引率が高くなり、試供品のおまけが付くから、お世話は気軽に引き受ける。
 どうしてそんなに熱心な推奨者になったのか、彼女に体験談を聞いてみた。熱意を込めて話す概要はこうである。
 一九八〇年秋、永年住んでいた家から両親共 々二世帯一緒に引っ越すことになった。その準備作業が延 々と続き、疲れ切って近くの薬局で相談すると、薬剤師はローヤルゼリーを推奨してくれた。これを飲むことで救われ、無事引っ越しは済んだ。事後も寝込むことなく、普段の生活に戻り得た。
 体に適していると信じ、その後も朝晩飲み続けた。二人の子の養育、家事、十数回の旅行、老両親の看取り、再度の引っ越しなども乗り超えて、家族も元気で七十六歳の今日を迎えた。
 長期の旅行時でも、旅行中も元気そのものだが、帰宅後も翌日から普段どおりに過ごすので、周りから健康維持の秘訣を聞かれる。答えは決まって、「ローヤルゼリーのおかげ。継続は力!」。
 少 々高価とは思うが、病院通いをしない分安上がりで、ありがたいと思っている。神を敬う信仰と併せて、信じるものに身をゆだねる。心身の健康は感謝と信頼の平安。
 こう説く愛飲女性は、実は私の妻である。

 

(完)

 

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