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蜂蜜エッセイ応募作品

ハニートーストな朝食

ルッコラ

 

 朝起きて台所に立ってまずすることは、ポットでお湯を沸かすこと。そして、トースターに食パンを入れること。淹れたてのコーヒーといっしょに、カリカリの食パンと生サラダを味わうひとときがたまらない。
 幼い娘たちには食べやすいようにサンドイッチをつくってあげていたのだが、近頃、「私もカリカリパンがいい」と口をそろえてせがむようになった。
 そこで、ちょいとひと工夫。食卓のはちみつボトルをちらりと見やって、いいことを思いついた。
 「娘たちの大好きなはちみつでパンに絵を描いたら、きっと喜ぶぞ」
 さっそく翌朝、ぐっと気合を入れて、はちみつ容器を手に取った。逆さまにして軽く押しながら、食パンに大きなハートを描いていく。そして、トースターに入れて焼くこと、きっかり五分!
 「くふふ、いい感じ」
 こんがりキツネ色のパンに、黄金色のハートがくっきり浮き出て、おいしそうなこと。まるで、魔法をかけたみたいだ。
 さらにはちみつをちょいとかけて、できあがり。
 もちろん、娘たちも大喜びだ。それ以来、私もつられていっしょにハニートーストを食べるようになった。
 忙しい朝にちょっとした遊び心を抱いて、食パンに絵やメッセージを描いていく。豊かなコーヒーのかおりとハニートーストの甘く香ばしいかおりが部屋いっぱいに広がり、心がほんわか温まっていく。
 家族みんなでハニートーストにカリッとかじりついて、元気いっぱいスタートを切る一日は、しあわせだ。

 

(完)

 

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