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蜂蜜エッセイ応募作品

みつばちマーヤの物語

渡辺 碧水

 

 正月に里帰りした娘親子と家族で、蜂蜜の話をしていて、テレビアニメの話題に及んだことを以前に書いた。
 作品『みなしごハッチ』の話の途中で、子どものころ本好きだった妹娘が『みつばちマーヤの冒険』の方が有名で、これもテレビの放映があったと言い出した。会話がさらに盛り上がった。
 これも作品名を覚えている程度なので、ネットなどで調べてみた。
 『みつばちマーヤの冒険』はドイツの作家 ・ボンゼルスの童話で一九一二年に発表。日本でも何度も翻訳紹介されている名作である。
 ストーリーは「とある古城の下に蜜蜂の巣(お城)があった。そこで生まれ育ったマーヤは、外の世界にあこがれて故郷の町を飛び出した。様 々な冒険の末に町に帰り、熊蜂の攻撃から町を守る」とあった。
 どうやら、子どもの働き蜂が様 々な体験をとおして成長していく物語らしい。
 最初にテレビアニメ化されたのは日本で、四十四か国語に吹き替えられて、世界各国で放映されたという。
 日本でのテレビ放映は、第一作が一九七五年四月~翌年四月の全五十二話、第二作の『新みつばちマーヤの冒険』が一九八二年十月~翌年九月の全五十二話。
 『昆虫物語みなしごハッチ』の続編と新編との間にはさまる時期の放映で、続編の影響を受け、新編に影響を与えた。
 第二作のストーリーは、続編とされたが、まったくのオリジナルであり、バッタ、ネズミ、クモなどを仲間として、マーヤたちが暮らす森の中での出来事や騒ぎを描いている。原作や第一作アニメにあった「自然界の厳しさ」は表面に出てこない。
 子ども時代の娘二人は、接近して放映された『昆虫物語みなしごハッチ』の続編と『みつばちマーヤの冒険』の第一作の両方を見ていた。四十年以上を経ての想起のため、二人にはいくつも記憶違いがあり、思い出話は正月にふさわしい笑いの連続になった。
 蜜蜂へのよい印象を子どもに与えることに、アニメが大きな貢献をしてきたと、改めて感心させられた。

 

(完)

 

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