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ミツバチと共に90年――

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蜂蜜エッセイ応募作品

ありがとう

ばいちゃん

 

 私は三歳の頃、家族旅行先の道端で蜂に指を刺された。小学生の頃、友達の家の玄関に上がった時も、太い蜂が顔めがけて飛んできて、刺されそうになった。蜂の大群が列をなして、夢にまで出てきたこともある。今もまだ蜂が怖いが、蜂蜜は大好きで、昔からお世話になっている。私は生まれつき扁桃腺が大きく、風邪をひけばパンパンに腫れて炎症を起こしてしまう。その時に舐めるのが、蜂蜜だ。本当は唾を飲みこむのも辛いが、蜂蜜は甘くて美味しいから、舐められる。しかも、薬にもなる。正に一石二鳥だ。高校生の時、ホームステイでニュージーランドに行った。家にマヌカハニーがおいてあって、ホストマザーがとても便利な薬なのよと言って、トーストだけでなく、私の虫刺されの傷口にも塗ってくれた。聞けば、火傷をした時にも、彼らは蜂蜜を塗るという。蜜蜂がもたらす恩恵はなんと優しいものだろう。しかし、悲しいことに近年世界中で蜜蜂の数が減少しているという。蜂蜜がいなくなれば、美味しい蜜を頂けないだけでなく、農家の作物も大打撃をうける。私に今すぐ出来ることはないかと考えた時、思いついたのはより大きな感謝の気持ちで蜂蜜を頂くことだった。一滴の蜂蜜に蜜蜂の歴史と養蜂場で働く方 々の愛情がこもっているから、蜂蜜はあんなに甘くて優しい味なのだと思う。いつまでも、この優しさを味わえたらいいな。みなさんいつも美味しい蜂蜜ありがとう。

 

(完)

 

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