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ミツバチと共に90年――

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蜂蜜エッセイ応募作品

何時か行きたい天山山脈の蜂蜜求めて

ミキササ

 

 1983年初めての海外出張は中国、青島だった。約1週間の滞在で、山東料理を堪能し、新鮮な野菜の味に吃驚した。特に緑、緑したピーマンと肉の炒めには「美味しい」と言わざるを得なかった。青島ビールの名水、嶗山の麓の田舎のレストランだった。ビールを飲み、水餃子をたらふく食べて、当時の日本円で100円ソコソコだった。これは個人的にも、家族を連れ中国旅行を是非したいと思った。春と秋の中国出張が定例化し、地方毎の名物料理、北京、上海、山東、四川、広東、潮州等を味わった。ある時、ホテルの朝食でウエスタン ・ヴァイキングを選び、パンに蜂蜜をバター代わりに塗った。今まで経験したことのない蜂蜜の味で、小姐に聞いた「こんな美味い蜂蜜はどこで取れるのか」と。答えは「中国の蜂蜜はどこも美味しい。何故なら広い土地のお花畑に太陽が燦 々とあたるから」と。これに刺激されて、訪中時の朝食はパンに蜂蜜と決めた。印象的には当然だが、土地と花の種類によって差が出てくる。ハルピンは北の味、甘みに重い感じがした、四川省の奥地、石棉市の場合、途中霊峰ミニアコンカ、初めて7000m級の山を仰ぎ見その荘厳さに感動した。朝食は勿論、パンに蜂蜜にした。「何だこれは」、ひと味もふた味も違う気がした。理由は高地になればなるほど、ミツバチの体力が強くなるのだそうだ。信じられないと思った。質問した「中国で一番の蜂蜜はどこか」と。それは天山山脈の麓だった。中国蜂蜜を堪能し、帰国後「天山蜂蜜」を調べたが、想像を絶する価格だった。更に、NHKスペシャルで天山山脈の蜂蜜が紹介された。若い養蜂家夫婦が数週間掛け、天山山脈まで蜂を求める旅だった。何時か、幻の天山山脈の蜂蜜を求めて行きたいと熱望している。

 

(完)

 

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