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蜂蜜エッセイ応募作品

ハチミツとヨーグルトそれに、天井のしみ

水島 晶

 

 私は、現在、薬剤師をしている。そもそも、母親が、子供の頃に、医者から「この子は長生きできない」のようなことを言われたらしく、私の健康には、極めて神経質であった。全く適性のない薬剤師にしたのも、行く末を案じてのことらしい。長じて、生意気で、男顔負けの娘に育ち、しかも64まで生きるとは、思ってもみなかったようだ。でも、子供の頃は、子供同士で遊んだ記憶が、あまりない。喘息もちで、いつも風邪ひいて熱があったような気がする。すると、シミだらけの天井を見つめるはめになり、しかも熱があるので、シミがお化けになって、襲ってくる夢を見た。あと、少しお高い瓶入りのヨーグルトに当時高級だったハチミツを載せたのを食べさせてもらっていた。ハチミツは今でも私の好物で、胸が痛いときになめると、不思議と染み渡るような気がした。気管支の隅 々までしみこんでいく。だから、今でもなんでもはちみつ漬けにしてしまう。

 

(完)

 

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