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蜂蜜エッセイ応募作品

おばあちゃんとはちみつ

あまいものだいすき

 

 私とはちみつの出会いは幼稚園のとき。私のおばあちゃんの家でした。
 両親が共働きだった私は、幼稚園が終わるとおばあちゃんの家に帰ります。それから、お母さんが自転車で迎えにくるまでおばあちゃんと遊んでいました。
 おばあちゃんは自分が食べるのも、私に食べさせるのも大好きです。でもお料理は得意じゃないみたいでした。
 おばあちゃんはいつも大きなはちみつの入れ物を戸棚に隠して、こっそり食べています。
 お母さんは喉が痛い時しか食べさせてくれないけれど、おばあちゃんは私に甘いので、時 々はちみつを食べさせてくれていました。
 おばあちゃんははちみつをスプーンに入れてちろちろなめたりしません。口をガバッと開けて、はちみつを上から流し入れます。
 私もこの食べ方が大好き!はちみつの入れ物は重いので、おばあちゃんが持っててくれます。
 でも、私が味をしめてしょっちゅう真似するようになると、横着したらあかんっておばあちゃんは言います。この横着な食べ方がいいのに……
 
 そのうち、小学校を卒業する頃には、おばあちゃんの家でお母さんのお迎えを待つことはなくなりました。
 
 今、大きくなった私はお菓子作りが大好きです。子どもの頃から大好きなはちみつを使ったお菓子だってたくさん作れるようになりました。はちみつで作ったお菓子は美味しくて、家族も喜んでくれます。おばあちゃんは当然、私の作ったお菓子が大好きです。少しくらい失敗したっておばあちゃんは気にしません。
 はちみつは健康にいいし、たくさん食べていつまでも元気でいてほしいです。だけど、あの戸棚にまだはちみつが隠してあることもお見通しです。おばあちゃんは放っておくと食べ過ぎちゃうから、私が気を付けてあげないといけないですね。

 

(完)

 

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