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蜂蜜エッセイ応募作品

私と蜂蜜

春風凜

 

 蜂蜜が特別好きという訳ではない。そんな私でも、蜂蜜は生活に欠かせないものだ。
 例えばヨーグルト。私はヨーグルトが苦手で、自分から食べることはまずない。だが元来便秘症のため母によく食べさせられた。しかし食卓にヨーグルトが並んでいても、食べることを拒否する。
 そこで登場するのが蜂蜜。食卓に出す時点で母が既に蜂蜜をかけてくれているが、私にとっては足りない。全然足りない。そこで自分で蜂蜜を追加する。それはそれはたっぷりかける。「ヨーグルトを食べている」という感覚ではなく「蜂蜜を食べている」くらいてをないと食べられない。そのくらいしてやっとヨーグルトを食べることができる。蜂蜜は私の腸内環境を保つために必要不可欠な存在だ。
 カレーのときも蜂蜜にはお世話になっている。私はカレーは甘口派。かつドロッとしたカレーが好き。だからカレーに蜂蜜は必須だ。
 蜂蜜には衝撃を受けたこともある。友達と焼肉屋に行ったときのことだった。友達が「これ頼んでいい?」と指さしたのは、蜂蜜がかかっているカルビだった。私のこれまでの常識ではとても考えられないことだった。焼肉とはしょっぱい食べ物で、そこに甘い蜂蜜とは信じられなかった。さらに信じられなかったのは、それがとても美味しかったことだ。蜂蜜の新たな可能性を感じた。
 大袈裟かもしれないが、蜂蜜は無限の可能性を秘めている。改めて蜂蜜と私の関係を振り返ると、切っても切り離せない関係だ。これからも蜂蜜には沢山お世話になるであろう。

 

(完)

 

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