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蜂蜜エッセイ応募作品

幸せピクルス

Asami

 

 先日、料理上手な姉の作ったピクルスを食べる機会があった。
 赤パプリカ、ズッキーニ、かぶにパイナップル、プチトマト……。赤、緑、白、黄、と彩りも豊かで、目を楽しませてくれる。鮮やかな色彩に誘われ、ズッキーニをポリポリ、パプリカをぱくぱく、パイナップルをもぐもぐ、次から次へと口に運ぶ。
 ピクルスはたまに自分でも作るが、それとはちょっと味が違う。
 「これ、 美味しいね!なに使ってるの?」
 ピクルス液について尋ねると 、姉は得意そうに答えてくれた。
 「寿司酢と蜂蜜!」
 大抵のレシピには蜂蜜ではなく砂糖とあるが、このときは姉が贔屓にしている自然食品店の「寿司酢」がポイントかと思った。原材料やちょっとした隠し味的なものが効いているのだろうなぁ、と感心していたのだ。
 数日後、ヨーグルト用に久しぶりに蜂蜜を購入した。そしてピクルスを作ろうと思い立ったとき、姉の「蜂蜜」が頭をよぎり、甘味を砂糖から蜂蜜に変更してみた。
 できたピクルス液を味見してみる。
 ……美味しい!!なんともまろやかで食べやすい。姉の味にも近いではないか。ポイントは蜂蜜だったのだ!
 酢も蜂蜜もそれぞれ個性は強いが、お互いが長所を認め合って、喜んで溶け合ったように滋味深い。甘味の種類によってこれほどにも変わるものなのか、と蜂蜜のもつ味わいに、正直驚き感動した。このピクルス液で漬けた野菜が美味しかったのは、言うまでもない。
 それからは、蜂蜜一辺倒である。パンにヨーグルトに紅茶に料理に。ささやかではあるが、蜂蜜のおかげでちょっぴり人生が美味しく豊かになった。蜜蜂をはじめ 、関わる多くの方 々に感謝である。今日も蜂蜜、「いただきます!」

 

(完)

 

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