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りんご

 

 私の朝ごはんはコーヒー、白米、スクランブルエッグと和なのか洋なのかどっちつかずな献立なのですが、余計に混乱させる、しかし欠かせないものがあります。
 きな粉蜂蜜ヨーグルトです。
 なんの捻りもないありきたりなヨーグルトですが、とにかく大好き!時間のない朝にささっと作れてお通じの調子も良くなるので毎日欠かさず食べています。以下が、おすすめのきな粉蜂蜜ヨーグルトの作り方です。ご参考までに。
 このヨーグルトの美味しさは配分に懸かっています。まず最初にたくさんのきな粉をコップのような、底が深い容器にたっぷり入れます。昔は下からヨーグルト、きな粉、蜂蜜の順に入れていました。しかし蜂蜜が残り少ないと、無理やり出そうとして空気だけをきな粉の上から送ってしまい(我が家の蜂蜜は押して出すタイプの入れ物)、キッチンが大惨事になったことから現在の順番に辿り着きました。底が深い容器を選ぶのも混ぜたときに溢れないようにするためです。その次に家族から「食べ過ぎだ」と咎められない程度のヨーグルト。ギリシャヨーグルトのようなもったりとしたものがおすすめです。そしてそして、たっぷりの蜂蜜。「蜂蜜は多ければ多いだけ良い」が私のモットーです。余談ですが、私はコーヒーにも蜂蜜を入れます。しかしコーヒーの焦茶色ではどれだけ蜂蜜を入れたか分からず、寝ぼけ眼の朝はかなりの高確率で激甘コーヒーを飲むことになります。「あぁ入れすぎた!」の思いながらも内心はホクホクです。朝と蜂蜜ってどうしてこんなに相性がいいんでしょうかね?
 本題に戻ります。蜂蜜を満足するまで掛けて混ぜるのですが、ポイントは混ぜ過ぎないことです。林檎で言うところの「蜜だまり」を自分で作るのです。こうして毎朝の楽しみ、蜂蜜きな粉ヨーグルトが出来上がります。配分で表すとするならば「ヨーグルトきな粉蜂蜜」を食べている、と言った方が正しいのですが、スプーンについている混ざりきらなかったきな粉と蜂蜜やもったりとした舌触り、本当に美味しいのです。
 しかし絶賛思春期の女子高生。「ダイエット」が口癖です。普段の食生活を振り返って何を節制するかと考え一番最初に出た答えは……。

 ここでは言わないことにします。だけど本当に大好きなのです。

 

(完)

 

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