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祖母のローヤルゼリー

またあ

 

 ローヤルゼリーを見ていると、亡くなった義理の祖母を思い出す。妻の祖母だが、私と妻はよくかわいがってもらったものだった。結婚してからたびたび妻の実家に足を運んだが、そのとき居間でテレビを見ているのは祖母だった。そして、そばには必ずローヤルゼリーがあった。
 ある時「結構高いんじゃないですか」と聞いたことがあった。すると、「高くても健康が第一だからね」と返答があった。なるほどと思ったのは、「高くても健康にいいから」という考え方だった。私だったら「安いから良い」「高いものはだめ」と勝手に判断してしまうところである。それをせず、「高くてもむ健康にいいから」という理由で、ローヤルゼリーを飲んでいた義理の祖母に敬意を抱いたのは間違いなかった。
 その祖母が亡くなって二年が経つ。結果的に祖母は90歳を過ぎてから亡くなったから相当の長寿だったことになる。
 「きっとローヤルゼリーのおかげだよね」。
 私の言葉に妻もうなずいた。恐らく妻の父母根も同じことを思っているに違いない。長寿のためにはお金をかけたり、健康に気を使ったりしない限りは無理なのである。祖母は良い手本を残してくれたと思う。
 私はまだ健康だが、いつかは足腰が立たなくなったり、健康を害したりするかもしれない。そうならないよう、いまからでも祖母が愛したローヤルゼリーを飲んでいきたいと思っている。調べてみると、ローヤルゼリーは女性だけの飲み物ではなく、男性が飲んでも効果があるようである。できれば妻と二人で飲み続けられたらなと思っている。

 

(完)

 

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