もこもこ
はちみつは、わが家の料理の必需品、と言うと、「え? はちみつを使う料理って、そんなにたくさんある?」と首を傾げる人もいるかもしれませんが、はちみつは「万能隠し味」になるのです。ハウスバーモンドカレーは、はちみつ入りを謳っているので、カレーに加えるのは今や定番かもしれませんが、照り焼きに黄金色の照りを出したり、他にもシチューにも炒め物にも、これは、「えっ?」と驚かれてしまうのですが、味噌汁にも入れています。ただし、ほんの少し。はちみつだと分からない程度に、たらりとたらすのです。すると、甘みよりもむしろコクが加わって、一味も二味も違う味になります。下ごしらえの豚肉に揉みこんでおくと肉が柔らかくなりますし、天ぷらの衣にひとさじ入れると、衣自体に風味が出ます。ポテトサラダに入れると、なめらかしっとり感が増します。ちなみに、ポテサラにはちみつのレシピは、故・小林麻央さんが、義母の堀越希実子さんに習った味として紹介されていて、私も試したところ、ヒットでした。はちみつひと瓶で、とても料理上手になった気分。ちなみに、家族には「秘密の隠し味」のことは内緒。とても手間をかけているように見せかけて、実は、はちみつひとつという、ハニートラップにかかっています。
私がはちみつに開眼したのは、前田京子さん著『ひとさじのはちみつ』を読んでから。はちみつ専門店で憧れのマヌカの20+も購入しました。毎日ひと舐め、健康にも美容にも効果抜群です。それ以来、白砂糖を常備しなくなりました。紅茶やヨーグルト、煮物に甘みを加えたいときは、はちみつの方が健康によいようです。
はちみつって、食べるだけでなく、肌に塗るのもよいんです。若かったころ、美容に熱心な女友達が、よく唇にぬっていましたが、はちみつは保湿効果抜群。そして、彼女はその甘い匂いで、いつもクラスの男の子たちに人気でした。私も最近では顔のパックとして使っています。
(完)
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