ぷっぷ
クマのプーさん(以下プー)をご存知でしょうか?有名なディズニーキャラクターの一人ですが、実は私は彼をとても好きです。彼の一番の好物(それ以外ないかもしれない)は何かというと、紛れもなく蜂蜜なのです。
そんなプーがどれほど多くの蜂蜜を一日に食べるかは、アニメや映画を観るとよく分かります。蜂蜜が10kgも入っていそうな大瓶を、片手で掬い上げながら次々と平らげていくのです。その豪快な食べっぷり、しかも食べても食べても足りない様子がとても愛らしいのです。
仮に蜂蜜が無かったらどうでしょうか?プーはこの世に存在していたでしょうか?きれいな黄色い大きな体をもつプーは、蜂蜜が無かったら茶色い野生のクマの描写あんなにになっていたのかもしれないなどと考えることがあります。もしその世界線を考えると、プーが川にサケを取りに行き、「おいしそうなサケだね~ピグレット~!」などと言っていたのかもしれないのです。ちょっと想像できません。リアルすぎます。
そのため、蜂蜜がプーの好物であることは子供向けのお話にするためにも、必須要件だったのだと私は考えます。実際、自分のような大学生の男子でもプーのかわいらしさに心惹かれ、人形と一緒に寝たり、鞄やカーテンまで, 部屋のほとんどがプーで溢れています!私はもともと蜂蜜が好きですが、プーを好きになってからはぬいぐるみと一緒に蜂蜜をかけたパンや、蜂蜜味のバームクーヘンを食べたりしています。
しかし、プーは小説の世界です。現実世界では、野生のクマが養蜂場を襲って、大きな被害を被るという事例が起きています。それによって養蜂場の方も大変困りますし、クマが近づいてくるのは身体の恐怖もあります。かわいらしいクマのイメージ、それは小説やアニメの中だけで楽しむのがいいのかもしれません。
けれどもし、ある日ぬいぐるみのプーが動いて、「ねえねえ、いっしょに蜂蜜食べようよ!」などと言ってきてくれたら、私は養蜂場に蜂蜜をどっさりと買いに行くでしょう!そんな日が来るのが楽しみです。蜂蜜がこの世界にあって本当にうれしい限りです。
(完)
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