ハニー愛
おとといスーパーで買ったアボカドが、今朝いい感じに柔らかくなってきました。包丁を入れて種をうまくとり、サイコロ状にしてレモン汁を振りかけます。冷蔵庫からクリームチーズとサラダ菜を取り出し、一口大に。薄皮をとった酸っぱい夏みかんを好きなだけ。
これらを全部大きなボウルに入れて、オリーブオイルと塩こしょう、そしてはちみつをたっぷり混ぜ合わせたら、我が家の定番サラダが出来上がります。
夏みかんがグレープフルーツになったり、たまには生ハムやスモークサーモンを奮発したり、その時のお財布と気分次第で具材を替えて作る、ちょっと甘くてまろやかでおいしい一品です。その秘密はもちろん、はちみつを入れるから。
え?サラダが甘いですって。そうなんです。水っぽくて味が淡泊だと言われるサラダにはちみつを入れただけで、むしゃむしゃといくらでも食べられ後引くおいしさに変わってしまう。まさにはちみつは、優れものです。
はちみつの魔法は、サラダだけではありません。チーズトースト・豚の生姜焼き・バターで焼いた餅にも、はちみつがばっちり合うんです。
そんなわけで、わが家の台所でいちばん目立ち、いつでもらくらく手が届くところに、はちみつが堂々と鎮座してあります。
はちみつが、瓶の半分くらいになってしまったら、輪切りにしたレモンを投入すると、数日過ぎればはちみつレモンになってゴクゴク。そうそう、今度は風邪予防に大根はちみつにしようかな。
友人に、のみもの以外にも私ははちみつを使うのよ、と言うとビックリされるけれど、作った料理をおすそ分けすると「こんなにおいしくなるとは知らなかった」と、返事がきます。
これからも、いろいろな料理にはちみつを入れてみて、新しい風味を発見しよう。
いつも味見をさせられる家族も「またかよ」と苦笑いしつつ、はちみつの新たな出会いをとても楽しみにしています。
(完)
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