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無題

ささき たえこ

 

今日はわたしの誕生日です。
朝から気合いがはいります。
お気に入りの朝のメニューはホットケーキに、バターをたっぷりぬってハチミツを大さじ3ばいたらした甘いホットケーキです。あとはハチミツレモン水を一杯飲みます。
お母さんが早起きして作ってくれるので毎朝楽しみです。たまに多く焼いたホットケーキにハチミツとバターをしみこませて冷凍ホットケーキを保存しています。お腹がすいたら食べています。とにかく私はホットケーキが大好きです。今日はおばあちゃんにホットケーキを持って行くように頼まれました。お母さんは私に持って行ってねと言ってから弁当箱に5枚焼いたホットケーキにバターとハチミツをしみこませていました。おばあちゃんとおじいちゃんとおじさんとおばさんの分とたぶん私の分だと思いました。何枚でも食べられる感じです。
お母さんの実家につきました。
お母さんから頼まれたホットケーキを渡しました。
「お誕生日おめでとう!あやこ。おばあちゃんはバニラアイスを買って待っていたよ。
あやこが持ってきたホットケーキにのせて食べようね。」
と、言いました。
私は大きな声で、
「うん。」
と、答えました。
おばあちゃんはお皿にきれいに盛り付けてくれました。おじいちゃんは仕上げにチョコレートクリームをたっぷりかけてくれました。
あとは、5人で話をしながら食べました。
話がはずんで、夕方までいました。私は、
「夕飯の時間だからそろそろ帰るね。今日はどうもありがとう。」
と、お礼を言って帰りました。
家につくとシチューやハンバーグのにおいがしていました。あとは誕生日ケーキにろうそくをたてておいてありました。おばあちゃんが私が帰ったあとに電話でお母さんに連絡をしたみたいなのでタイミングよくすべてならんでいました。
お父さんも日曜日なのでいました。
お父さんはろうそくに火をつけて部屋の電気を消しました。
お父さんがハッピーバースデーの歌を歌ってくれました。
私はそのあと13本たっていたろうそくを吹き消しました。
お母さんが拍手してくれました。お父さんは部屋の電気をつけると、プレゼントをくれました。
「ありがとう。プレゼントをあけてもいい?」
と、私はききました。
「もちろん」
と、お母さんはいいました。
ももいろの包み紙に赤のリボンでラッピングしてあるプレゼントをほどくと、中には三種類のハチミツと、みつばちの絵の文具セットが入っていました。
私はハチミツがこんなに種類があるとは知りませんでした。文具セットもかわいらしいです。勉強がはかどりそうです。
今日はとてもいい日になりました。私はお母さんと、お父さんにプレゼントでもらったハチミツで紅茶をいれました。
「おいしい。また、よろしくね。」
と、お父さんとお母さんは笑顔で言いました。
私も紅茶を飲みながら
「うん。」
と、答えました。

そして、私の誕生日は終わりました。
来年も楽しみです。

 

(完)

 

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