クッキーママ
うちの小さな庭の片隅によくわからない木があります。よくわからないというのは、いつの間にか生えて大きくなっていて、スマホでいくら調べてみても、その木の名前すら判明しないことからです。この木は初夏の頃になると本当に小さな白い花を咲かせます。
そして、この花が咲く頃にミツバチがどこからかやってくるのです。初めは数匹、それからブーンブーンと羽音で賑やかになるほどのミツバチが集まり、1週間ほど朝6時頃から夕方までこの木に滞在します。ミツバチのちいさくコロッとした姿はなんとも可愛らしく、毎年ミツバチの滞在を楽しみつつ、滞在中何事もなく彼らの仕事が終わることを祈ります。花が終わりミツバチが来なくなるとなんともいえない寂しさを感じます。
それにしても、ゼラニウムやビオラには目もくれずこのよくわからない木の白い花だけにミツバチが集まるのは何故でしょうか。
ミツバチの生態は本当によくわかりません。
しかしながら来年の初夏に1週間滞在するお客様を今から心待ちにしている私です。
(完)
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