林憲治
ミツバチの巣を襲撃するミツバチの天敵には、キイロスズメバチやオオスズメバチが知られている。これらのスズメバチに襲撃されると、ミツバチの一つの巣全体が被害に遇い、全滅してしまう場合もあることは、養蜂業者の方なら、誰でもご存知であるだろう。
そこで提案したいのは、天敵には天敵で対応するということである。
キイロスズメバチやオオスズメバチの天敵には、オニヤンマやオオカマキリが知られている。
しかし、オニヤンマはトンボの中でもとりわけ飛行能力が優れているため、逆にミツバチが被害に遇うこともあるだろう。
だから、移動能力が比較的劣っている、オオカマキリに的を絞るのはどうだろうか?
このオオカマキリを、ミツバチの行動範囲外で多数繁殖させ、キイロスズメバチやオオスズメバチの増殖を抑えるという案は、いかがなモノであろうか?
私は生物学者ではないので、荒唐無稽なことを言っているかもしれないが、一考を要する案であるならば幸いである。
(完)
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