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蜂蜜エッセイ応募作品

東北復興「ビー ・アンビシャス」(三)

渡辺 碧水

 

 【同タイトル(二)から続く】
 二〇一七年七月発行の「秩父百年の森通信」第七号には、「被災地の地域振興に向けて福島県立安達東高校(二本松市)への『第三のみつ』製法技術の支援活動を行っています」とあるから、間違いない。
 養蜂を利用した「第三のみつ」の商品開発を事業プランに盛り込んだ「『新しい東北』復興ビジネスコンテスト二〇一六」の応募結果は、見事に優秀賞(学生分野では最高位)に輝いた。併せて、協賛企業賞のJR東日本賞も受賞した。
 二〇一六年十一月十九日に表彰式が行われた。
 同校の生徒がコンテストで優秀の栄誉を得たのは、埼玉県の養蜂家の熱心な厚意溢れる助言があったからこそ実現したものである。
 このコンテストについても言及しておく。
 二〇一一年三月十一日発生の東日本大震災の震災復興を目的として二〇一二年二月に設置された復興庁は、震災の原状復帰にとどまらず、震災前から被災地が抱えてきた課題を克服し、地方創生のモデルとなる「新しい東北」を創造すべく、民間の人材 ・ノウハウ等を最大限活用しながら、様 々な取組を進めている。
 「新しい東北」の創造に向けた取組について、大きな貢献をされている個人及び団体に光を当てることにより、こうした個人 ・団体の活動を広く情報発信し、被災地内外への普及 ・展開を図ることを目的として、二〇一三年十二月、「新しい東北」復興 ・創生顕彰が創設された。その一つが「『新しい東北』復興ビジネスコンテスト」である。
 二〇一六年度から新設された分野「学生による事業プラン」で応募した安達東高校が、大賞に次ぐ優秀賞を受賞したのだが、同校の事業プランとはどんなもので、受賞のポイントは何だったのか。
 主催者が示した要旨によると、事業概要は「ミツバチに野菜やくだものの果汁を吸わせ、はちみつを高品質化する『第三のみつ』の商品開発を行う事業」とあり、優秀賞受賞のポイントは「地元の農家との連携が取れている点や、特産品に成長しうる可能性があることを評価しました」とある。
 【同タイトル(四)へ続く】

 

(完)

 

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