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蜂蜜エッセイ応募作品

「はち」抜きの呼称「第三のみつ」(一)

渡辺 碧水

 

 この寄稿の内容は、以前の「束の間の呼称『第三のはちみつ』」の続編に当たる。同稿のシリーズが十二回にも及び長くなったので、いったん終了し、切り口の角度を変えてその後を追ってみたものである。
 とは言うものの、興味 ・関心をもった順序からは、また起点に戻ったと言える。「第三のみつ」のことを調べあぐねて、とりあえず「第三のはちみつ」に切り替え、これにのめり込んでしまっていた。
 回り道をしてあちらこちらと迷い込んだが、得た収穫は多かった。史実に、貴重な前史を加え得た。「第三のはちみつ」から「第三のみつ」へ、「第三のはちみつ研究会」から「第三のみつ研究会」への劇的移行過程もぼんやりと把握できた。
 「第三のみつ」「第三のみつ研究会」についても、かなりの部分がわかってきた。
 「第三のみつ」の呼称は、二〇一三年十二月に商標登録(出願は同年七月)した。
 「第三のみつ研究会」は二〇一五年八月に発足した。
 この二つの年月については、同研究会に照会し、確認が取れている。
 「第三のみつ」は同研究会発足の二年前に商標登録を出願し登録していたわけだが、出願したのは「NPO法人秩父百年の森」(以降「秩父百年の森」と略)だとみて間違いなかろう。同研究会は「秩父百年の森」と一体のような団体に現在なっていて、代表は同NPO法人の理事長 ・坂本裕三氏が兼任。
 「秩父百年の森」のホームページの活動紹介をたどっていくと、二〇二〇年十二月中旬現在、「森と生きる<地域活性化支援活動>」を紹介する欄があり、その中に「第三のみつ研究会」を設立し、「第三のみつプロジェクト」を実施中とある。
 「第三のみつ」については、まず、「樹液をミツバチに与えると今までにないミツの出来ることがわかりました。私たちは、これを『第三のみつ』と名付け、その開発と普及を通して、豊かな森林環境の再生をはかり、秩父地域の活性化を目指して取り組んでいます。さらに、リンゴやバナナなどの果汁をミツバチに与えることで、また別の『第三のみつ』の開発に取り組んでいます」とある。
 【同タイトル(二)へ続く】

 

(完)

 

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