はちみつ家 > 蜂蜜エッセイ

ミツバチと共に90年――

信州須坂 鈴木養蜂場

はちみつ家

Suzuki Bee Keeping

サイトマップ RSSフィード
〒382-0082 長野県須坂市大字須坂222-3

 

蜂蜜エッセイ応募作品

本物の蜂蜜の買い方(補二)

渡辺 碧水

 

 「本物の蜂蜜の買い方(補)」を一か月ほど前に書いた。その後、これも賢明な方法だと思い付いたものがある。追加しておこう。
 身体に良いというから蜂蜜を常食に摂り入れたい、と切望する人のために。
 ① あれこれ考えるのは面倒だから、本物でお薦めの商品名をずばり知りたい。
 ② 多数の人が実際に食べた上で推奨するような、信頼性と客観性を備えた公的な組織や団体のお墨付きのあるような、選ばれた安心できる商品を買いたい。
 そんな思いを持つ、慎重な人の要望に応える商品を紹介したいと思う。
 そうは言っても、すべの商品中から選ばれたものはない。どうしても、何らかの限定と選択は伴う。人間の判断や嗜好が関係する限り、ある種の偏りと限界も避けられない。
 だから、ベストではなく、ベターなもの。それも、いくつかある選択法で選ばれた中の一つを買うという制約と妥協はどうしても避けられない。
 実は、商品のビン等に赤と黒で結構目立つように貼られているので、見たことのある人も多いだろうが、安全安心の保証を示すマークのラベルに「㈳全国はちみつ公正取引協議会会員之証」がある。
 「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)」に基づき「はちみつ類の表示に関する公正競争規約」(「公正競争規約」のコード三十二「はちみつ類」)が定められ、日本で唯一の権威ある公的品質基準である。
 一九六九年十一月から実施され、二〇一九年五月末日には、四回目の改正がなされ、ついに定義等の大幅改正がなされた。
 残念だが、厳正に運用されていなかったのか、ラヘルの貼られた商品に業界内でも疑念が出されていた。五十年を経た今も、消費者からの信用度は今いちの感がある。
 そんなこともあって、ここでは別の観点からの試みを一つ採り上げる。
 二〇一九年第四回本欄掲載のエッセイ「最もおいしいはちみつの審査」で述べた方法による商品名を具体的に挙げてみる。「最もおいしいはちみつコンテスト(ハニー ・オブ ・ザ ・イヤー)」全五回で選ばれた商品である。
 【本物の蜂蜜の買い方(補三)へ続く】

 

(完)

 

蜂蜜エッセイ一覧 =>

 

蜂蜜エッセイ

応募要項 =>

 

ニホンミツバチの蜂蜜

はちみつ家メニュー

鈴木養蜂場 はちみつ家/通販・販売サイト

Copyright (C) 2011-2024 Suzuki Bee Keeping All Rights Reserved.