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蜂蜜エッセイ応募作品

娘に感謝(喉に蜂蜜)

板岡 冨士男

 

 私たち夫婦は現役をリタイヤして早2年、自宅に居る時には、ボケ防止を兼ねて夫婦揃ってパソコンに遊んでもらっている。
 その互いのパソコンには、嫁に行った娘から時々メールが送られてくる。
 「今、野菜ジュースのスムージが体に良い」とか、娘が試してみた結果を、まるで私たちにだけ、と云わんばかりにメールが送られてくる。
 離れていても、親を思い出してくれるだけで有り難いことである。
 
 そんな中、昨年の暮れに娘から、お歳暮が送られてきた。なんと娘がメールで推奨していた、蜂蜜を詰め合わせにしたものである。
 瓶の一つを手に取ってみた。アーモンド、レーズン、カシューナッツなどが瓶の中で、どっぷりと蜂蜜に浸かっている。
 珍しいものなんで3時のおやつに、ナッツを一口頂いた。絡んだ蜂蜜が合うのか、何故かブラックコーヒーが旨く味わえたのを覚えている。
 
 話しは変わるが、私は早くも今年になって2度も風邪を患っている。
 私の場合、喉からその兆候が表れる。そして次の日は必ず発熱している。
 
 つい先日、何と3度目の兆候があった。就寝しようと布団に入ったその時である。
 「また喉が痛くなってきた」と独り言を口にしてしまった。すると隣の布団の女房が言った。「蜂蜜、持ってきてあげよか」「私、お父さんの風邪がうつった時、のどの痛みは蜂蜜で治したのよ」
 めんどうだったが私は台所に行き、蜂蜜の絡んだアーモンドを口に含んだ「折角、歯磨きしたのに」と、今度こそ独りボヤキながら寝室に戻った。
 部屋の灯りとテレビは既に消えていた。
 
 朝、パンを食べている時女房が言った「お父さん、喉、大丈夫?」
 私はすっかり忘れていた。「うん、蜂蜜、良かったのかも」
 蜂蜜が喉にとってどのように作用したのかは説明できないが、今では3時のコーヒータイムには時々、蜂蜜コラボを楽しませてもらっています。

 

(完)

 

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