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蜂蜜エッセイ応募作品

マメな男とガサツな女と蜂蜜。

三好 智子

 

 最近、我が家ではスーパーに行けば、蜂蜜売り場を必ず探す。なぜならマメな男が、自家製ヨーグルト作りに夢中なのだ。
 マメな男とガサツな女の組み合わせである2人。ガサツな女は、美味しいものがあれば、にこやかで、優しいとマメ男は十分、知っている。ガサツな女は、ヨーグルトを作るなどという繊細なことはできるはずもない。また甘さのないヨーグルト食べるなどという健康で、大人の舌も持ってない。マメな男は、ガサツな女にヨーグルトを食べさせる為には、ヨーグルトにせっせと蜂蜜をたっぷりとかけて食べさせてくれるのである。ガサツな女は、たっぷりと蜂蜜のかかったヨーグルト満足げに食べるだけである。
 またマメな男は、ガサツな女が大好きな赤ワインに合うようにクラッカーにヨーグルトのせ、その上から蜂蜜をたっぷりとかけて、渡してくれる。
 それがこの上なく、赤ワインに合うのである。
 勿論マメな男は、ガサツな女がガサツにヨーグルト蜂蜜クラッカーを食べるであろうとわかっているので、マメな手つきできちんと食べやすいように、こぼれないようにしてくれる。これをマメな男が、見つけた時のガサツな女の喜びようは言うまでもない。
 マメな男は、ガサツな女が蜂蜜のボトルを触ろうとする時は、「どうした?どうした?」と言って、触らせないようにする。ガサツな女がガサツに蜂蜜を扱って、容器をベトベトにさせる危険性を感じているからだ。
 「たまには私がしてあげるよ。」と言っても、
 マメな男は大事な蜂蜜を触らせない。もしかして大事なのは、ガサツな女ではなく、美味しい蜂蜜なのしれないと最近、思うガサツな女であった。
 いずれにせよ、マメな男とガサツな女が出会って、生活に蜂蜜が現れて、マメな男とガサツな女は、喧嘩もなく、うまくいっている気がする。

 

(完)

 

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