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ミツバチと共に90年――

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旅のお供

やのねのね

 

 随分前の話。トルコのドウバヤズットという国境近くの町で次に向かう場所をどこにしようかと地図をぼんやり眺めていました。この辺りかなと見当をつけた町の情報で気をひいたのは温泉という文字。
 
 数日後イランのサルエインという町でプールのような温泉に入った後、散歩しているとあちらこちらに蜂蜜店がありました。どの店も同じように特大瓶から小瓶、巣蜜がどーんと陳列されています。荷物を増やしたくなかったので買うつもりはなかったのですが味見、というより栄養が欲しいと本能が働きかけたのか人の良さそうな店員さんの店で試食させてもらいました。巣蜜も初めていただきました。長旅の途中で無駄な買い物は控えていたのですが荷物が増えることを気にしていたのも忘れて躊躇なく小瓶を購入していました。
 
 ラマダーン期間中でも営業している店はあるのですが探すのに苦労する町もあったので味気ないけど痛まなそうなパンを買う習慣がついてしまったときに蜂蜜は大活躍でした。同宿の旅人にも喜ばれまったく無駄でない買い物をした自分を褒めてやりました。  

 砂糖、人口甘味料に抵抗を感じてからは一層蜂蜜好きになったのですが、きっかけはイランの蜂蜜です。  

 今ある蜂蜜は今治市、その前は豊岡市で買ったものです。なぜか旅先で買ってしまう蜂蜜。

蜂蜜とシナモンをパンに塗って食べる。蜂蜜とシナモンをお湯に溶かして飲む。ただ舐める。少しずつ減っているけどまだまだ残っている今治の蜂蜜。 

スーパーやネットで買うこともできるけれど、減っていく蜂蜜が旅に出る機運になるんじゃないかなんてわくわくすることがあります。

 

(完)

 

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