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蜂蜜エッセイ応募作品

天空の蜜

老見栄晴

 

 私は仕事の関係で平成2年から6年までイラン国で勤務していました。当時のイランはイラン ・イラク戦争の後であり、また先進国との交易が制限されていたため西洋の薬などは思うように入手できませんでした。
 虚弱体質の私は、いきおい現地人も常用している様 々な薬草を処方してもらい服用したりしておりました。
 ある日、いつも猪の肉やワインを購入しているアルメニア人(モスリム国のイランであっても当時は、キリスト教徒のアルメニア人には猪猟やワイン醸造が黙認されていた)から、彼の一族が住んでいるカスピ海に面したエルブールズ山脈の高地にある薬草畑でとれた蜂蜜を分けてもらいました。
 これは、かれら一族用のものであり市売されていませんが、非常に美味で健康に驚くほど良く効きました。
 考えてみますに薬草の花 々の蜜ですので、効かないわけがありません。
 おかげで四年の任期を以前より一層健康になって無事終えることが出来ました。
 後年、トルコのアナトリア高原では同じような薬草畑の蜂蜜を製造販売されているとの噂を聞き何度か探しましたが見つけることができませんでした。
 つきましては、日本でも信州高原の薬草畑でとれる蜂蜜が造れないか、日本で無理なら貴重な漢方薬の宝庫と言われているチベット高原やネパールではどうか検討いただければ幸甚です。

 

(完)

 

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