にゃんこ先生
皆さんは「大根あめ」なるものをご存知だろうか?私はこの冬、初めて作ってみた。簡単に言えば、大根のハチミツ漬けだ。
作り方はというと、皮付きのままの大根を1cm角に切り、柚子の皮を刻んだものと瓶に入れ、そこにハチミツを加えただけの簡単なものだ。ハチミツは、大根がつかる程度入れる。2日程して大根が浮いてきたら、出来上がり!その上ずみをそのまま、あるいはお湯に溶かして飲むと、喉や咳に効くのである。
昔の人の知恵らしく、私は「ハチミツ大根」の名前で、祖母に教わったことがあったが、今まで実際に作ったことがなかった。何故なら、薬を飲めば済むことだと思っていたからだ。しかし、今年は、なかなか喉の調子が上向かず、この民間療法に頼ってみることにした訳だ。
作り方は、そのご家庭や地域により多少、異なるかもしれないが、薬が普及した現代においても、こういった方法が伝えられているということは、きっと根拠があってのことだろう。そう思い、これからは、薬だけに頼らず、自然界のものを取り入れて体調管理をしていけたらと思う。
そうそう、肝心なお味は、大根は香りだけで特に味はせず、柚子シロップを飲んでいる感覚だ。ハチミツと大根と聞いて、「本当に合うの?!」と首をかしげている、あなた!一度お試しあれ!!
(完)
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