先日ケンちゃん社長が千葉のイチゴ農家に行ってきました。
当場のミツバチ達は、毎年越冬のため千葉の方へ移動しているため、その様子を見てくるのも仕事のうちなのです。
千葉の方は、信州北信地方よりもぜんぜん暖かく、防寒着など必要なかったとのことですが、向こうの人達は「寒い、寒い」と言っていたそうです。
やはり寒さの感覚が違うのですネ!(笑)
この時季のイチゴはハウスで栽培しています。
中の室温はかなりあたたかく、ケンちゃん社長は汗をかくほどだったと申しております。
そのビニールハウス内に当場のミツバチが1群、イチゴの受粉交配をさせるために置いてあるのです。
これが現在栽培中のイチゴです。
おや?右と左とでは形がずいぶんと違いますねェ~。
右側は奇形のイチゴです。
これはミツバチ以外の昆虫(アリなど)や、風媒介によって受粉したものだそうです。
花の一部分にしか受粉してくれないので奇形のイチゴができてしまうらしいのです。
対して左側は、ミツバチの受粉によるイチゴだそうです。
ミツバチは花のところに行くと、踊るように円を描くようにまんべんなく花の周りを動きまわるため、このようなきれいな形のイチゴになるそうですよ!
こっちの方が美味しそうですね!
でも味は変わりません。
形が良いものはスーパーとかケーキ屋さんに行くそうで、形が悪いもののは早いうちに摘んでしまったり、多少奇形のものは安値で売るらしいです。
こんなところでも当場のミツバチ達は大活躍していますヨ!