もう11月。
こう寒くなると、さすがにもうスズメバチの駆除依頼はないだろうと思っていたところが、今年最後になるだろう出動依頼が!
高所作業車を使わないと届かない場所で数件、この季節になると巣は巨大化しているのですが、肝心のスズメバチは少なくなっており、女王蜂は越冬に備えどこかに身を隠してしまうため、巣の中はもぬけのカラのものも。。。
てなわけで直径5、60センチはあろうかと思われる巣を5、6か所駆除し、いよいよ帰ろうとしたところが、巣の中から1匹の巨大なオオスズメバチがっ!
巣はキイロスズメバチだからオオスズメバチなどいるはずもないのですが、もしかしたら越冬のために移動してきたものか?
なるほど、働きバチがいなくなった巣には、ガやテントウムシやカメムシなど害虫の恰好の住み家になるため、冬場、肉食のオオスズメバチにとっては食料に困らないわけだ。
それにしてもこのオオスズメバチ、デカイ!
全長を計ったら5センチもあるではないか。
いつ見ても恐ろしい顔付をしておるの~。
ふと、はちぶんは思った。
こいつで標本を作ってみようと。
こうしてみると意外にカッコイイシルエットだ。
きっといい標本ができるぞ~!