ミツバチと共に90年――

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ミツバチ社会にリストラなんてあるの?

先日、社内で10月度のはちみつ川柳優秀賞の選考会議をしていましたところ、次の句があり話題になりました。(※10月度はちみつ川柳優秀賞は明日発表します♪)

「ぶんぶんぶん リストラ無しの 蜂せかい」

なるほど!今の社会を風刺したオモロイ句だ!
と、はちぶんは思いました。

すると社長が、
「実はミツバチの社会にもリストラはあるんだよね」
と、笑いながらひとこと。

……?

どういうことかといいますと―――、

これから冬になっていきますが、寒くなるとミツバチは外に出る活動をやめ、巣の中にこもります。
すると当然、花粉や蜂蜜の収入がなくなりますから、それまでの蓄えでひたすら春まで耐えなければなりません。

そこでミツバチは何をするかというと、いわゆる怠け者を巣から追い出してしまうのです。

怠け者、つまり働きの悪い者とは雄バチのことで、雄バチは花の季節もハチミツや花粉を集めるわけでなく、ひたすら女王蜂と交尾することが仕事で、普段は巣の中をうろうろしているだけです。
悲しいかな、子を増やす必要のないこの時季の雄バチは、リストラの対象となってしまうのだそうです。

ファイル 556-1.jpg
▲カラダがひとまわり大きいのが雄バチ

人間社会と同じく、ミツバチの社会にも厳しい現実があるんだなあと、他人事ではないはちぶんでした(笑)。

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