ミツバチと共に90年――

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巣の衛生環境を保つプロポリス

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プロポリスの源塊を見たことはありますか?
普通はあまりお目にかかることはないでしょう。(笑)

ミツバチにとってプロポリスを形成する最大の目的は、巣を無菌状態に保つことにあります。

多い時で5万匹以上のミツバチが集団生活をしている過密世帯を、常に衛生的な状態を保つことは大変ですが、プロポリスがあれば大丈夫。

例えば巣に外敵が進入した時、多数のミツバチが蜂毒を用いてそれを殺した後、大きくて運び出せない死骸にはプロポリスを覆います。
すると死骸は腐敗しないでミイラ化されて無菌状態のまま保たれるのです。

さらにプロポリスには殺菌効果がありますので、巣の出入り口にプロポリスを塗り、ミツバチ一匹だけが通過できるくらいの狭さの長いトンネルを作り、外勤より帰巣するたびに自分の体をプロポリスと接触させることで、外部から持ち帰る有害菌の滅菌を行う役目なども果たしています。

この源塊をアルコールで抽出したのがいわゆるプロポリスと呼ばれる商品なのです。

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